DAWを持て余しているなら” nana “がいいよ…ってお話

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せっかく手元にDTM環境が整いつつあるのに、何をやっていいのか判らない…って人は、まずコピーがいいと思う。それも具体的な目標として「”nana”に投稿する!」って決める。

なんで?ってところをこれからくどくどしたためていきますw

DTM環境はもう身近なもの

DTM環境って、一言に言っても様々。

だけど、最近ではiPhoneひとつで曲を仕上げちゃう人もいる。

つまりDTM環境って、もう随分身近になっている。

iPhoneにはアプリをインストールすることで様々な道具として利用できる利点がある。DTMにもその恩恵は押し寄せている。iPhoneにはそもそもGarageBandというDAWソフトが付いてくる。(入っていなくても無料でダウンロード出来る)器用な人なら、これでもう曲を作り始めてしまう。

事実、iPhoneに入れたGarageBandで曲を作り、グラミー賞を獲ったの獲ってないのって人がもうアメリカにはいたりする。(極端な例ですがw)
すべての楽曲をiPhoneでつくる18歳、スティーヴ・レイシー | WIRED.jp

もちろん、そのiPhoneで創った曲を元に、スタジオで録リ直したりするのかも(そのままiPhoneの音がパッケージに含まれているかも!?)しれませんが、曲を創る…という作業にポイントをおけば、iPhoneでも始められる…ということ。

パソコンを持っておられるのであれば、更に作業の幅は広がるし作業効率も良くなる。(ただしiPhoneのようにどこでも…とはいかなくなる)

パソコン用のDAWソフトだって、最近は無料で手に入り、追々課金で機能を増やしていく方法が浸透してきた。

あれこれ触って、気に入ったやつにお金を注げばいい。

ちなみにMacOSの入ったパソコンであれば、iPhone同様にMac用のGarageBandが付いてくる。で、このGarageBandが気に入れば、その上位版として位置づけられるようになってきた”LogicPro”というソフトが、DAWの中ではわりとリーズナブルに用意されている。

GarageBandが気に入らなければ、他にも無料で手に入り、試せるDAWソフトはいくつかあるので、まずは見た目で選んで(笑)いろいろ試してみればいい。

参考リンク
無料で使えるおすすめのフリーDAWソフト10選【DTM博士】

安い買い物ではないので、自分に合いそうなものをしっかりチョイスすることが大事。

目先の目標とちょっと先の目標

DAWを手に入れて、速い人ならサクサクっと曲を創り始めちゃう。

しかし、DAWというソフトはなかなか機能が盛りだくさんなので、馴染みのない人にはそのひとつひとつを覚えるところから始まる。だからつまらないw

だけどね、初めてトラックを挿し込めた!とか、初めてワンフレーズ録音できた!とか、初めてドラムパターンを打ち込めた!などなど、ひとつひとつ出来るようになる度に小さな喜びはあるはず。その小さな喜びを糧に、次の機能をマスターしていく。

だけど、マスターしてもマスターしても、まだまだ使い方の判らない機能がたくさん…と気付いた時、気持ちが折れそうになる。

だから、そんな時のためにちょっとした目標を立てる。

それが、今回のお題にもある” nana “への投稿。

“[nana”投稿可能なファイル形式]はDTM初心者のメリット

“nana”というサービスは、各参加者が各々得意なパートをアップして、コラボ出来るコミュニティみたいなところ。
nana music

歌が得意な人は、nanaにアップされているカラオケに合わせて歌をnanaアプリで録音すればみんなに聴いてもらえる!
ギターが得意な人は、仮にコードストロークのみでも誰かが伴奏に使ってくれる!
DAWが得意な人は、簡単アレンジでもいいのでオケを作れば誰かが歌ってくれる。

何がいい!ってnana musicはJASRACと楽曲使用許諾の契約をしている(JASRACにも問い合わせて確認済み)ので、テレビから流れるような有名な曲が堂々と使えること。

元々サービスの始まりがスマホアプリだったようで、パソコンのブラウザからアクセスすると全然使えないサイト…なイメージなのですが、スマホに”nana”アプリを入れてアクセスすれば、フォローできたり拍手出来たり…とちょっとしたSNSの様になっている。
(アプリはGoogle Play/AppStoreからDL)

そのコミュニティへ自分の得意を投下するわけ。

で、その時、投稿するファイルに制限があって…

・再生時間:90秒以内
・ファイル形式:.wav (WAVE PCM非圧縮オーディオファイル)
・ビットレート:16bit
・サンプリング・レート:44.1kHz
・チャンネル:モノラル
・ファイルサイズ:10MB未満

人は出来ないところに目が行きがちで、「これ出来へんのぉ…」とか言って意気消沈。

しかし、目の付け所を変えよう!

・再生時間が90秒以内…って、これはもうワンコーラスで時間切れになるw
・チャンネルがモノラル限定…ってはじめてのミックスダウンで左右のバランスを考えなくていいってのは助かるw
・ファイル形式がwavのみ…って、無料のDAWでは逆にmp3にエクスポート出来なかったりするので助かるw
・ビットレート/サンプリングレートが16bit/44.1kHzって、エクスポートの時に、ややこしい事考えなくていいから助かるw

つまりDTM初心者の方が参加するには敷居がぐっと低くなる。

だって…
・ムリにフルコーラス作らなくてエエんやで!
・どうせモノラルしかアップ出来ひんから、はじめっからパン設定をせんでもエエねんで!
・ビットレートとかサンプリングレートとかワケの判らん専門用語はスルーしてCDと同じ数字にしとけばエエねんで!
(wavの所は手に入れたDAWによるので省きましたw)

これでワケの判らん設定はすっ飛ばして、さっさと打ち込みに専念出来るわけです。

で、尺も90秒以内なのでそれほど辛くないはず。

で、何がちょうどいいって、nanaでの制限時間90秒は、アニメソングのコンペの条件に非常に近い事。

アニメ作品のオープニング・テーマとエンディングテーマは、89秒で出来ていますが(編注:90秒の枠の中で、最初と最後の0.5秒には音を付けられないため)、その短い尺の中で作品をすべて表現するために…


山口哲一著-プロ直伝!職業作曲家への道-[CHAPTER4 アニメソングに必要な3つの要素(佐藤純之介/アイウィル)]より

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まだDAWを使いこなせていないうちからコンペに提出…なんて気が早すぎる!と思うかもしれない。しかし、時代はITをインフラとして動いている。どこでどんな出会いがあるかわからない。ひょんなことからコンペに参加…作曲を依頼…なんて事が誰の身にも(もちろんある程度のクオリティを保てるまで努力した人達)起こり得る時代なのだ。

だったら、はじめっから軽く90秒…というフォーマットを意識しておいて、その時間を身に染み付けておいたほうがいい。

実際にコンペに出すとなると、厳密には89秒…それよりも長くても短くてもいけない。だって、アニメのテーマソングだとしたら放送の尺があるのだから、それにキチンと合わせられないといけない。それもフェードアウトで尺調整なんて出来ない。受け持つ案件がオープニングテーマソングだとしたら、これから番組が始まろう!としているのだから「♪ジャジャ〜ンジャン!」とか「♪ダダダダン、ダ〜ダン!」なんて決まった方がカッコいい。

そんな厳しい注文を急に言われて出来るものではなかろう。なので、今からなんとなく90秒を意識しておいたほうがいい…と。

今だったら90秒以内…という制限。それよりも短い分にはいいのだから。ここで心配しなければいけないのは、歌ってくれる人が歌いたいパートをその90秒に収められるか?ってとこ。

90秒に遠く及ばないなら「2回し目のサビを入れてほしかった!」なんて思われないよう、歌い手さんが歌いたくなる尺の取り方を気にした方がいい。

それなら、まだコンペに向けた制限よりもずっとヤサシイでしょ?

当面はシンプルな構成を心がける

90秒という制限は、ざっくりワンコーラスのひと回しが収まる程度の尺。それも、無駄にイントロS.E.なんてかまして、じんわり始まるような構成にしていたのでは歌が始まる前に終わってしまう。

これは、自分が今後自作曲をSNSなどで公開する時にも注意したほうがいいポイント。

まだ誰にも知られていない無名なうちの音源って、本当にちょっと聴いてつまらなさそうなら途中で消されてしまう。だから、イントロとその後の雰囲気が極端に違いすぎないほうがいい。なんなら、サビを頭に持ってくる構成に絞ってもいいくらい。聴いて欲しいところを真っ先に聴かせる。これをやらないと最後まで聴いてもらえないと思ったほうがいい。

幻想的なシンセによるパッドから入って、じわじわリズムが入ってきて、ピタッと止まったと思ったらドドーン!とBPM=260の激しいビートを刻みだす…なんて展開は、あなたの曲を聴かせてくれ!と思ってくれている人に向けて創ったほうがいい。こういった展開の激しい構成は、ファンが付くまでは[ オ・ア・ズ・ケ ]なのだ。

nanaにアップするうちは、原曲の雰囲気や歌い手さんが歌いたくなるような構成を考えて、アレンジを施したほうがいいが、自分の曲を…となったら、とにかく一番聴いて欲しい部分を一番先に聴いてもらう。これが大事。

少々古い話になってしまいますが、足立 佳奈さんなんて、いい例だと思う。
ウェブサイトはこちら
adachikana.com

ほんの15秒程度の弾き語りをSNSにアップして人気ものになった女の子。
これもちょtっと極端な例かもしれない。

とはいえ、あなたが自身のSNSで見かける他人の投稿で、「コレは!」と気になる瞬間って、ホント一瞬だと思う。その時の動画が15秒しかなかったとしても、アカウントのプロフィールページへ行けば、他の作品や普段の言葉が覗けたりする。

目に留まるキッカケはほんの数十秒で充分…ということ。

まとめ

DAWを持て余しているのなら、まずはnanaへのカラオケ投稿を目指してみよう!ってお話でした。
何やら話が違う方向へ離れていきそうになっていたので無理やり戻しました(笑)

DAWを持て余している…ってことは、多分曲作りも停滞している…ってことでしょう?

だったら、まずは楽器の練習と同じコピーから始めてみればいい。

コピーなら打ち込む内容で悩む必要はない。バンドスコアでも買ってきて、書いてある通りに打ち込んでいく。それでDAWの操作はもちろん、楽譜を読むことにも慣れてくる。
そして、打ち込み終わったら、どの音色にしよう…ここの展開変えちゃえ…などなどいろいろ試すことが出来る。ソングデータの入っていないDAWとニラメッコしてもなんにも面白いことはないものね。

それにnana投稿を目標にしておけば、フルコーラスで打ち込まなくてもいいので、途中でめげる可能性も抑えられるし。

DAWの操作だって、慣れてくれば随分とスピードアップするもの。操作がスピードアップすれば、打ち込みで時間がかかっていたのも解消されるし、あの操作どこやったっけ…と悩んでいるスキにひらめきを逃がすこともない。

DAWの操作では、考える前に手が動くようになった方がいいに決まっている。その為にも、ちょっとでもいいから触れる時間を増やしてみて下さいね!

でわでわ

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