‘23〜’24年に向けたAIの活用方針

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AI
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2023年はAIの話題に振り回された一年として締めくくりそうな感じですが、いよいよ音楽方面にも本格的な生成AIが現れてきた
音楽に限らず、文章、画像、映像とAIに出来ることがクオリティを上げてきた一年だったのではないでしょうか

で、このAI……どう付き合っていくか?

ちょっとこのタイミングで考えてみようと思います

ちょっとタイトル、カッコつけすぎたなw

音楽とAI

これまでの音楽制作方面でのAIと言いますと、エフェクタープラグインに搭載されたアシスタントAIの処理に助けられる程度には活用されることにおいては市民権を得ていた感じ

‘22年までにも楽曲生成AI的なソフトウェアもあるにはありましたが、どうも使い方がややこしかったり、やっと使い方を覚えられてもブロックブロックで全く違う傾向の雰囲気が漂ってしまい、1曲としてまとめられるには至らなかったのが正直な感想

ところが、’23年に入ってある程度の尺がクリック数回で生成されるくらいになってきた
それも、そこそこまとまりのある音源が生成される

YOUTUBEなどのBGMくらいなら充分に利用できるクオリティは満たせたんじゃなかろか

そんな音楽生成AIもここへきて、歌まで仕上げてくれるレベルにまでやってきた
歌詞を入力すれば、その歌詞を歌い上げてくれる歌を音源として仕上げてくれる

それが、パッと聴きそれなりに仕上がっていたりするからオドロキ

こちとらちまちまあれこれ調整をして、何時間もかけてやっと数分の音源を作っているというのに、AIときたらモノの数分で仕上げてくる(笑)
こうなってくると、音楽制作に携わっている人々を脅かす存在になるのか?と、気にする人も現れるかも

とはいえ、今すぐに脅かされることはないか?とは思いますが、ある程度の層の作家さんなどは、受注が減っていく経験を今後することになるかもしれない
なんせ、プロンプトで希望の雰囲気を伝え、クリック数回でカップラーメンの出来上がりを待ってる感じで楽曲が出来上がってくるのだもの

それこそYOUTUBEの背景に流すBGMや、よほどこだわるつもりのないサウンドステッカー程度なら、ホイホイ候補をいくつも生成して、その中から選べばいい

これまでは、その候補音源を発注していた側からしてみれば、これほどありがたい事はない
自分である程度、音楽の良し悪しが判断できる人なら、その中から選ぶことで大幅に制作費を抑えられるんでしょう

なので、こういった注文を受けておられる方は、場合によっては今後、受注が減ってしまうかもしれない

ちなみに私はそういった制作は受けておりませんので、今のところ怯える理由はありません
むしろ、生成AIの能力を利用して、自作曲のカラオケ制作が捗ったり、今のところ手間を省かせてもらえる方に活用させていただいています

ちなみに今はまっているのはInstaComporser2というプラグイン
使い始めが少々めんどくさい(デフォルトで音が出ないので、はじめにどの音源で鳴らすか段取りが必要)

なので、もしこの方向に興味をお持ちでしたらまずはScale2から手をつければとっつきやすいかも
こちらは、AIというわけではないのですが、すぐに音も出てコード進行を豊富に用意されているテンプレートから選び、そしてコードの刻み方やベースラインなどをこちらもまたテンプレ的な一覧から選んでいくことで、さまざまな伴奏を作るサポートをしてくれる

こちらはドラムパターンは手伝ってくれませんが、とっつきやすさは段違い

興味がありましたら、ブラウザの翻訳機能を使い果たしてリンク先をご確認ください

(提携リンク)

InstaComporser(←2024年1月18日頃まで€(ユーロ)19.80セール実施中!)
Scale2

文章とAI

生成AIという言葉が話題になり始めた時、まずはテキスト生成が注目された印象

去年の暮れから話題になり始めたChatGPTがその名前にチャットと入っている通り、まずは文章生成が入り口となった
プロンプトというこちらの要望を伝えると、そのプロンプトに応じた返答をテキストで返してくれる

それはまさにチャットをしている様子そのもの
ただし、チャット相手はプログラムだけど(笑)

文章が生成される様子を見ていると、ホントどういう仕組みになっているのか見当もつきませんが、上手に文章を作ってくれる
こんなに上手に文章を書けるなら、仕事の文書も作ってもらえるかも!と期待を背負うことにもなっている模様

とはいえ、まだまだ生成される文章にその正確さが疑われることもあるようで、とある「イベントは中止になったの?」という質問に対して、勝手に「中止になりました」(笑)という返信をして、ニュースになっていたりしました

こういった事実に反する内容を返してくる可能性は今後、どんどん精度が上げられてゆき、やがてはこういった問題も目立たなくなってくるのでしょうが、果たしてこのAIはどうやって活用するのが正解なんでしょうね?

ちなみに、私はこういった生成AIにここのブログを書かせるようなことはしたくないな
今のところ

だって、自分の言葉を見て欲しくてこんな場所を持っているのに、AIに書いてもらうなんて本末転倒
そもそもAIを利用する気になっていれば、ここの更新頻度はもっと上がってるはずw

今後、検索サイトにも搭載されるAIがブログに対してどんな対応をしてくるか?にもよりますが、とりあえず手っ取り早く自分の言いたいことをいう場所はここが第一候補
だけど、ウェブサイトというダダ漏れ公開された場所に書いたことは、検索サイトのAIなどにその内容を再利用される事は警戒が必要

となると、ここへきて再びメールマガジンのような閉ざされたメディアが盛り上がるのかな?なんて予感がよぎる

まぁ、どうなるかわかりませんが、当面はここに書くのが精一杯の状態なので、手間を増やすようなことはしませんが

画像・映像とAI

絵心のない私にとって、画像や映像を言葉から作り出してくれる生成AIはとっても力強いツール

あまりこだわりの必要のない挿絵程度なら、生成AIに手伝ってもらうのは全然OKな感じ

今年になってDavinci Resolveという動画編集ソフトの使い方を覚えて、いくつか動画を作ったりしていました(ここで使わない動画ですがw)が、やっとどうにか人様に見せられるものが作れるようになったかな?と思った頃、VREWというツールの存在を知って、ひっくり返ったことがありました(笑)

VREWを使えば、読み上げてほしいテキストだけ用意すれば、あとはテキストの読み上げと背景の動画を集めてきて整えてくれる

後ちょっと動画編集ソフトでの手直しが必要なか?と思うケースもありましたので、Davinci Resolveを使えるようにあっていて助かりましたが、これ、そのうち手直し無用のクオリティになっちゃうんでしょうね

そうなると、ますます便利になる

もちろん、読み上げてほしいテキストをChatGPTで作って貰えば、本当に何も悩まず動画が作れる時代になってしまった

怖いですねw

締めくくり

AIの台頭が気になる今後ですが、うまく利用する立ち位置を模索していけば、良い時代になっていくのではないでしょうか

もちろん、AIに駆逐されていくオーダーも今後増えてくるでしょうから、今、その層のオーダーを中心に受注されておられるクリエイターさんはピンチを迎えるかもしれませんが、今のうちに、これらAIの使い方……プロンプトの考え方を、今から研究していれば、当面はAIを憎むべき対象になることもないんじゃないかな?と思います

現状、アメリカでもプロンプトエンジニアという職業が求められているそうで、結局、AIを使いこなせる人がまだまだ足りていない

AI発祥の地、アメリカでそんな状態なんですから、数年遅れとも言われる日本のマーケット内ではまだ当分、AIを使いこなせる人は溢れかえることにはならないんかなかろか

ただ、ある程度AIを理解した人が増えるまでは、AIの情報をべらぼうな値段で売り捌くような人も現れるでしょうから、どこでAIを学ぶのか?は慎重に選ばないと、巻き上げられるだけになっちゃったりする人も出てくるかもです

ということで今後は、自分が得意な分野のAI情報に置いて行かれない程度に着目はしておかなければな……という感じです

でわでわ

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