【MODO BASS】グリッサンド(音程差の大きいスライド)の打ち込み方

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MODO BASSを使ってグリッサンド(音程差の大きいスライド)奏法の打ち込み方をご紹介。
言葉で伝えるのは難しいのですが、左手をネックのヘッド側からボディ側へ一気にスライドさせてヘッド側へ戻すヤツ(笑)
「ぶぅお〜ん!」ってなるあのかっちょいい奏法。

これをMODO BASSで打ち込むにはちょっとひとクセありまして、そのコツを知らないといくら打ち込んでもなめらかになってくれません。

そのひとクセとは?

MODO BASS でグリッサンドを打ち込む方法

加筆しました

MODO BASSでグリッサンドを打ち込む方法は大きく分けて2通り

ひとつはすでにここでもすでにご紹介しておりましたレガートスライド( CC#65 )を利用してグリッサンドを再現する方法
もうひとつが今回、新たにご紹介するスライド( CC#20 )を利用してグリッサンドを再現する方法(以前の文中では音程差の近めなフレーズで使った方が…と話しておりました)

どちらもMIDIコントロールチェンジの信号で操作出来る、これら2つの違いは、コントロールチェンジ以外に操作できるパラメータ

コントロールチェンジ以外に選べる操作方法の違いは、コントロールチェンジで送られる信号の違いでもある

どちらの場合も、このグラフの高さを変えることが出来ますが今回のグリッサンドを行う操作においてはレガートスライド( CC#65 )のグラフの信号はグラフの背の高さに関わらずオン・オフの切り替えのみ

一方、スライドのグラフに関しましてはこのグラフの高さは音程も指定することになり、MODO BASS側で設定しているスライドレンジに対して相対的な設定が可能

ということで若干の違いがあることで、どちらを選ぶか?は一長一短もあり主観的な判断となります
お好きな方を試してみて、巧く使いこなせる方を採用して下さい

それでは以前の紹介に含まれていないスライド( CC#20 )とレガートスライド( KeySwitch )のピアノロールでのやり方をご紹介いたします

他のやり方へスキップ

レガートスライドをキースイッチでグリッサンド ←只今、準備中
レガートスライド( CC#65 )を使ったやり方 ← 以前からある投稿
もっと原始的な発想 ← 以前からある投稿

スライド( CC#20 )でグリッサンド


コントロールチェンジ#20を使ってグリッサンドを行います

ここでは StudioOne 4.6 を使ってご紹介いたします
その他のDAWにはそれぞれ置き換えて下さい

まずはMODO BASSのコントロールページで設定を確認します

スライドのタイプがCC、ヴァリューが20であることを確かめて下さい
(ここではCC#20で行いますが環境に不具合がある場合、20を任意の数字に置き換えて下さい)

スライドレンジノブは1オクターブ上の音( E1 → E2 )を狙いたいので12にします
E1から1コずらしてF、E1から3コずらしてG…という具合でE2は12番目になります

ピアノロールにグリッサンドのスタートになるE1の音を置きます

ここでE1をスタートの音にしたのは、特に深い意味はなく(汗…)、お好きな音程から始めて下さい

ただし、A1よりも高い音でグリッサンドを行う場合、4弦で行うのか・3弦で行うのか、またグリッサンドの最高音はネック上でスライド可能な位置か?に注意して下さい

例えば3弦上でA1を鳴らす指定をキースイッチで行うなら…

弦指定のノートは発音のタイミングをまたげる長さでいいので、発音のノートより突っ込んだタイミングで弦指定の音階(ここではA0)にノートを置いて下さい

次にスライドさせる幅ですが
ベースのネックは長いですし、17フレット(B2)以上のポジションまでスライドするのは実際の演奏ではやりにくかったりします
(構造上フレットがあればスライドは可能ですが、ボディの形状によっては19フレット(C#2)以上だと左手がボディにぶつかってしまいます)


それでは実際にグリッサンドの打ち込みを行います

まず、CC#20のパラメータをエディターに追加します

※)ご注意

多少わかりにくくなりますがトラックリスト側にオートメーションを表示させて追加する方法もあります

(トラックリスト側にオートメーションを書く場合もグリッサンド以外のラインは【 0.5 】に設定しないと全ての演奏で音程がおかしくなります)

すでに表示されているパラメータ名の上辺りを右クリックします

【 削除・追加 】のメニューが表示されますので追加をクリック

ワンポイント

ピアノロールの下にオートメーションが表示されていない場合は、鍵盤下にある【+】をクリックすると表示されます

【追加】をクリックするとオートメーションのパラメータを追加・削除を行う小窓が開きます

右側の一覧をCC#20が見えてくるまでスクロールしてクリック

真ん中にある追加をクリックすると追加されます

ちなみにスクロールを続けていくとCC#20はいくつもありますが、ここではとりあえず一番初めに現れる【 MIDI CC0|20 CC 20 】を選択しておいて下さい

(パラメータは MIDI CC 15|127 まで繰り返されている )

左側にMIDI CC0|20 を確かめたら右下の【閉じる】をクリック

CC#20のパラメータが追加されました

引き続き、グリッサンドを指示するためのグラフを描いていきます

下の方にある青線上をクリックして下さい

丸印が追加されます

画面内に青線が表示されていない場合は、同じ位置で[⌘]キー(Win=コントロールキー)を押しながらクリックすれば丸印付きで青線も表示されます

この丸印は上下左右にドラッグして移動することが出来ます

まずは左右方向に移動して、グリッサンドをさせ始めたいい位置に丸印を置きます

青線を上下方向の真ん中に置いておくことを忘れてはいけません
丸印の上で右クリックしますと小窓が開きます

【 値 】の欄に【 0.5 】と入力します

すると青線が丁度真ん中に移動します

(ドラッグでスライドさせると切りの悪い数字ばかりになるのでテキストで入力したほうが早いです)

この青線を上下方向の中央からズレてしまうと、MODO BASSの演奏に影響(音程がズレる)が出てしまいますので必ず中央に配置することを忘れないで下さい

グリッサンドを終了したい(E1に戻ってきて欲しい)タイミングにクリックして丸印をつけます

そして、グリッサンドの音程がピークに来て欲しいタイミングにクリックして丸印をつけます

グリッサンドのピークにして欲しいタイミングに置いた丸印を上方向にドラッグして一番上まで持ち上げます

グリッサンドをより生々しくするためにあと一手間加えます

グリッサンドのピークから戻る下降青線の真ん中あたりにマウスポインタを持っていくと、丸印が現れます

現れた丸印を右上方向へゆっくりドラッグして移動させます

ゆっくり移動させてやらないと青線が突然勝手に吸い寄せられるように移動してしまいます

こうなったらやり直し(笑)

これくらいの塩梅でいい感じのグリッサンドになります

吸い寄せられない範囲でお好みのカーブを探してみて下さい

ここまでくればあとは再生してやるだけ

グリッサンドは行きよりは帰りの方をゆっくりスライドさせる感じがかっこいいと思いますが、必要に応じて膨らむカーブ・凹むカーブを使い分けて下さい


レガートスライドをキースイッチでグリッサンド


レガートスライドにはコントロールチェンジの他に、キースイッチを利用して行うことが出来ます
この方法であれば、レガートスライドのトリガーを鍵盤から送ることが出来るので、生演奏にグリッサンドを取り入れることも可能

ここでは、打ち込みでグリッサンドを行う方法をご紹介しますが、その方法を理解できれば生演奏にも流用可能です

以下、準備中

— ここから、元々書いてあった方法 —

レガートスライド( CC#65 )を使ったやり方


今回のグリッサンドは。フレーズの弾き始めにやるとカッコイイやつ。あまり音程を気にせずワイルドに「ぶぅお〜ん!」と鳴らすやつ。
言葉だとやっぱり伝わらないので(笑)、ここで音を聴いてみて下さい。

ベースだけがこちら。

今回は頭にちょっと「ポコ」「ぶぅお〜ん!」「ど〜ん」とゴーストノートチックなものも鳴らしています。それが4回繰り返し。

で、実際に入力しているところがこちら。

このピアノロール画像の下から2つのノートは実際に音が鳴るのではなく、MODO BASSに対して「こうしてね」という信号を送っています。一番下の「A#-1」がゴーストノートにしてねって信号と、「E1」のノートが4弦(E弦)を使ってねってお願いになります。

この「A#-1」のゴーストノートにしてねってノートと同じタイミングで、「F1」を2つ並べています。ゴーストノートと同時に指定するノートの音程はどこでもいいのですが、指定する音程で発生するゴーストノートの音色もちょっと変わってきますので、実際に聴いてみて調整して下さい。

で、グリッサンドは違う言い方をすると音程差の大きいスライドをしている…ってこと。スライドをさせたいので「ぶぅお〜ん!」となっている間は同じ弦で演奏してほしい。だから、ここでは「E1」を指定。これでこの「E1」の書いてある範囲は4弦上での演奏となります。

そして今回は4弦5フレットの「A」から4弦17フレットの「A」までいって、その後に続くのが4弦開放の「E」を鳴らしたいので、4弦1フレットの「F」を指定。

この時、始めの「A」と、途中の高い方の「A」、そして終点の「F」のノートそれぞれが重なるように書き込む

これがミソ!

この事を知らずにポン、ポン、ポンと書き込むとグリッサンドしてくれません。

これ↑がダメな例。

そして、今回は「LEAGATO SLIDE」という機能を使いますので、DAWの方で、CC#65を触れるようにしておいて下さい。

これ、MODOBASSを早めに入手されている方はこのcontrolのパネルが鍵盤だったりすると思います。そのヴァージョンだと、レガートスライドは「CC#64」になっているのでご注意を。最近購入された方は「CC#65」でコントロールします。(手動で変更出来るんですけどねw)

で、グリッサンドさせたい始まりの音から終わりの音までの間、CC#65にあてがわれているレガートスライドをオンにします。

Studio Oneではこのように、パラメータの追加をしてやる必要があります。

その他のDAWの方は、それぞれの取説でご確認願います。

ひょっとしたら、他のDAWだと、ノートを重ねてやらなくても巧くスライドしてくれるのかな?

巧くスライドしてくれないようであれば、今回のようにスライドさせたい音程それぞれが重なるように入力してみて下さい。
多分、これで巧くつながるはず。

もっと原始的な発想


(2018年9月24日加筆)
MIDIをコントロールするパラメータを追加してノートを重なるように気を使って書き込んで、MIDI CC#65のオンオフのタイミングを…というのが馴染みなく面倒に感じられる方は、思い切っていグリッドにスナップする設定をオフ(フレーム単位に設定)にして、キーボード(ソフトウェア鍵盤の方がやりやすいかも。現物鍵盤でも出来なくはない)から直接リアルタイム録音でスライドを再現しちゃうのもあり。

実際にソフトウェア鍵盤からグリッドスナップをオフにしてリアルタイム録音した音がこちら。
フレット上を指が高速移動しているズルズル感も出ているかと(笑)

実は字名「じん」さんという方(スリープフリークの動画作成をされてつつ、DTM講師をされているバンドメン)から「まだ他のやり方もありますよ〜!」的なつぶやきを頂いたのでした。


そこで、そういえば裏技と言う程ではないけど、この「半音階刻みの高速スライドグリッドスナップオフリアルタイムレコーディング」(いい名前ないのかw)の事を書いてなかった!と慌てて加筆したのでしたw

その後のお返事で、「音をぶった切る…」という裏技がまだあるみたいなので、もうちょっと悩んでみたいと思いますw
その後、答え合わせがあり(笑)ノートをぶった切る…という意味を解説していただきました!(じんさんありがとうございます!)

スライド先のノートを分割してやることで、スライドのニュアンスを調整することが可能になるとのこと。
ベロシティーを下げるのは、鳴らしたくないピッキングのアタックやスライド先の音程感を抑えるため。

ベロシティーの加減や、ノートの配置位置を微妙にズラしながら、スライドのニュアンスを調整することが可能。

ちなみに

ちなみにMODO BASSには今回使用したレガートスライドやリアルタイム録音のやり方以外にも、MODOBASSの方で音程差を指定してやるスライドを利用するやりかたも無いわけではありません。(これが【 CC#20で行うグリッサンド 】になります)

しかし、こちらのスライドを利用して1オクターブの音程差を指定してしまうと、今度は2フレット程度のスライドの際に、CCの指定で6分の1って何%?とワケの解らないことになります。

なので、そちらのスライドは2〜4フレット程度のスライドに利用される方がいいのでは?と思います。

ベース音源としては唯一無二のモデリング音源「MODO BASS」…打ち込みに少々コツがいるようなので、いろいろと触ってみて下さい。

結局、わたしもこの「ぶぅお〜ン!」ってスライドは最近まで使ってませんでしたから(笑)
ノートを重ねて入力する…って、そんなの判るか!って話ですw(結果的には判りましたが)

まとめ 

その後、つぶやきのやり取りの中でじんさんが要点を完結にまとめてくださいました!


(まとめつぶやきにあるCC#64はVer1.5からデフォルトでCC#65に移動しています…手動で64に出来ますけどねw)
その節は、貴重なお時間を割いていただきありがとうございました!

でわでわ

P.S.

Special Thanks

J.TTIS a.k.a じんさん(@love_is_now2270…アカウント閉鎖?)

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