Harrison(ハリソン) Mixbus(ミックスバス)に限らず、DAWでミックスが完了すれば、2mixを吐き出して次の工程に移る。次の工程がマスタリングであれ、公開であれ、時にmp3形式のファイルで吐き出したい時がある。
果たしてHarrison Mixbusでは、mp3ファイルの吐き出しは可能だろうか?
現時点で最新の状態である「Harrison Mixbus V4」と「Harrison Mixbus 32c V5」でのエクスポートメニューの項目は共通している。
エクスポートメニューを開いた状態がこちら。
どちらのMixbusでも同じなので画像は1つでご勘弁を。
で、選択できるファイルの一覧がこちら。
この一覧にmp3の表記はない。
つまり、デフォルトでは、mp3形式での吐き出しは出来ない…ということか。
そこで、オンラインマニュアルを参照。(ここではMixbus 32Cのマニュアル)
→ MP3 – Mixbus 32C v5 – 1
幸いなことに「mp3」を直接タイトルにした記述がある。
で、その内容を見てみると…
MP3をエクスポートするには、エクスポートプロファイルの 1つを編集する(または新しいプロファイルを作成する)必要があります。それを行う方法の詳細については、Exportingのマニュアルページを参照してください。さらに、コマンドラインから起動できるプログラムとして、 ” LAME “エンコーダーにアクセスする必要があります(この名前にもかかわらず、 “lame”エンコーダーは最も効果的なmp3エンコーダーの1つです)。
MP3 – Mixbus 32C v5 – 1
(GoogleChromeによる翻訳)
LAMEエンコーダといえば、Audacityでも以前は著作権の関係でパッケージ出来ないから個別にダウンロードして入れてね…となっていたやつのことか?と思う。
それならAudacityを入れた時にやったぞ!
ついでに言うと、MixbusのマニュアルページにあるLAMEユーティリティのリンクのうち、Mac用はリンク切れを起こしている。
このLAMEエンコーダーというのが、今回Mixbusのマニュアルで紹介されているものと、以前Audacityの時に入れたものが同じなのかどうか?今ひとつピンとこない。まぁ、ダウンロードするページのURLが違うのだからうかつに同じもの…と判断するのはよろしくなかろう。
ってことで、臆病者のわしは、Harrison Mixbusによるエクスポートの際、mp3形式は諦めることにした(笑)
仮に以前入れたLAMEエンコーダが使えるとしても、今度はMixbusの方で、そのエンコーダの設定をしてやらなければいけない。
ちなみにその設定をするのがこの窓。
今となっては以前入れたLAMEエンコーダのパスも判らん(調べろw)。
Audacityのように日本語で事細かく記されているサイトも見つからん。
なので、今回は諦めたのだ。
マニュアルにも「自己責任で…」って書いてあるし。
またそのうち気が向いて、巧く行った時はここでご紹介いたしましょう。まぁ、やらかした時もネタにするかもしれませんがw
というわけで、当分はMixbusからはwave形式で吐き出して、iTunesやAudacity経由でmp3ファイルにしたいと思います。
でわでわ。