【MODO BASS】’70s P-Bass サンプル音源

DTM

IK Multimedia社のフィジカルモデリングベース音源「MODO BASS」より、ベースモデル「’70s P-BASS」の音色をご紹介。

思いの外、投稿に時間がかかっておりますので、ちゃきちゃき行きますねw

【MODO BASS】’70s P-Bass

70年代製フェンダープレジションベースをモデリングされたと思われる今回の音源も、前回同様、フィンガーピッキング・ピック弾き・スラップ奏法の雰囲気を味わってもらえれば…と思います。

プレジションベースそものもに興味を持たれた方はベース博士のページが解りやすく整理されていたのでご参考まで。
フェンダー・プレシジョンベースの選び方/各年代毎の特徴【ベース博士】

デモ1〜指弾き〜

今回は’70s P-BASSをピックアップ。

指引きのオルタネイトなので人差し指・中指の交互に弾いていると思われます。

4弦レギュラーチューニングで、弦高は高からず低からずのスタンダードをチョイス。
弦はラウンドワウンドのミディアム。AGEはちょっと弾き込んだ位と思われる「Broken in」で。

ピックアップはフロントの1発をネックの端からブリッジまでのちょうど間位にセッティング。
ボリューム・トーンは共にフル10です。

エフェクターは4発見えていますが、コンプレッサーだけがアクティブに。
パラメータはコンプ=1.8、ボリューム=8.0。

アンプのセッティングは、例によって項目が多いので画像を参照下さい(クリックで別窓拡大表示します)。

右端にあるマスターの左隣のDI辺りも注目しておいて下さい。今回のセッティングでもアンプの音とDIの音が混ぜられており、ややDIの方が大きくなっています。

以上のセッティングで演奏させたのがこちらの音源。(テンポ=167)
順に4弦開放のE、4弦5フレットのA、3弦開放のAを弾いたものを繰り返しています。

今回も注目して聴いていただきたいのが、ベロシティは均一に演奏させている…って事。

強弱は付きませんが、トーンに変化が現れていることに注目して欲しい。弦が振動で指板やフレットに振れることで起こるブリブリッとした感じが聴いて取れる(よね?)。

’60s P-Bassのフィンガーピッキングと比べてみましょう。

デモ2〜ピック弾き〜

続いて、ベースやアンプのセッティングはそのままに、ピックを使ったプレイで音源をご用意。

奏法以外のセッティングはフィンガーピッキングの時と同じのままです。

オルタネイトピッキングによるプレイがこちら。

’60s P-Bassのオルタネイトピッキングと比べてみましょう。


続いてダウンピッキングのみでプレイしたものがこちら。

こちらも’60s P-Bassのダウンピッキングと比べてみますか。

ちょっと混乱してきますかね?

まぁ、しっかりとしたリスニング環境で聴き比べていただければ、明らかに音色の違いを感じていただけると思います。

デモ3〜スラップ奏法〜

続いてスラップ奏法による音源をどうぞ。

スラップ奏法も前回同様のフレーズを弾かせています。やっぱりかっこ悪いw
ゴーストノートを交えているのですが、これはベロシティを変えてやることで音色も変えることが可能。この辺のセッティングを詰めていけば、もう少しマシな音が出せるのかもしれません。

これも’60 P-Bassと比べておきましょうか。

「’60 P-Bass」「’70 P-Bass」どちらも、こんなフレーズを打ち込んでいます。

(クリックで別窓拡大表示出来ます)

真ん中と最後(画像では右端1小節)にEメジャースケールを駆け上がるところでは、ハンマリングとスライドを交えてやっています。

まとめ

今回も、音源はすべて、MODO BASSから出てきた音、そのままをお届けしております。エフェクターは一切使わず。

なので、この音に対してEQでどう削ってやろうか…どうブーストしてやろうか…なんてイメージしていただけると、使える・使えないの判断に役立てていただけるかと。

聴き比べて「微妙な違いやんw」と思われた方でも、追々その音色を聴き分けられるようになってきた時、このMODO BASSに収められた14本のベースのありがたみが感じていただけるのかな?なんて思います。

それに、まだ触れていませんが、現実には不可能なセッティングでの演奏も楽しめることですし。(この辺はまた追々…)

でわでわ

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本家サイト
IK Multimedia – MODO BASS


代理店サイト
MODO BASS – IK Multimedia | Hookup, Inc.

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