ギターが欲しい…そう思ってもどんなギターを買えばいいのか判らない。そんな方が何から考えればいいのか?
そんな事をつらつらと
ツイッターを覗いていると、時々「ギター初心者は…」「初めてのギターは…」なんて宣伝みたいなつぶやきを見かけることがある。
ちょっと検索をしてみると、多くのサイトでギターの種類や微妙な違いを事細かく解説しているページが見つけられる。
ギターが欲しくなって、あれこれ検索されている方って結構いらっしゃるのかな?
だけど冷静になってほしいのは、洋服のようにあれも…これも!とまとめ買いできるかいものではない!ということ。
まずは一本に絞って、そのたった一本に万単位のお金を注ぐことになる。
なので慎重になる。慎重になりすぎて一本に絞れなくなる。そしていつまでもお買い上げ!に至れない。そしてそのまま数年が経過。気が付けばギターなんか弾いている場合じゃない環境に陥っていたりする。
そうやないでしょ。
ギターが欲しい!と思っているのなら、何か弾きたい曲があるんとちゃうの?
そういった衝動の源に目を向けてほしい。
そこで…
ギターを買う前に決めてほしいこと
ギターが欲しいのなら弾きたい曲があるはず。ほぼ万単位のお買い物をすることになるであろうギターの購入前に、どの曲が弾きたいのか?といのを明確に決めてほしい。
5~10曲も選べば、だいたいどのアーティストの曲が多いとか傾向が見えてくるはず。
そこが見えて来たなら、今度はそのアーティストの演奏で使われているギターを調べる。
弾き語りをする人の曲が弾きたいのならまぁざっくりとアコースティックギターに絞られるだろう。バンド形態の曲が弾きたいのならエレキも視野に入る。まずはここをじっくりチェックする。
自分が好きなミュージシャンが使っている機材のことなら調べていても苦にならないはず。
自分の弾きたい曲が見えてくれば、おのずと必要なギターが導かれるというわけ。
憧れのギタリストが持っているギター。そこを切り口に自分に向いているギターを探してほしい。
ギターを選ぶ際の注意
今、ご覧になっておられるページ上では、様々な方の目に触れる可能性が満ち溢れています。なので、ここで簡単に「このギターを買え!」とは言えないのが現実。
そもそもどこの誰が書いているかわからないこんなページの言葉を鵜呑みにするようなことはしてはならない。
決めるのはあくまでも自分自身。
これ重要。
自分が「これがええねん!」と言い切れるまで、じっくりと調べてじっくりと悩んで、そして決めてほしい。
ただ、変な角度から悩み始めると迷路に迷い込んでしまい、いつまでもギターを手にすることができない。だから、その入り口として「弾きたい曲をはじめに決めてね…」とお話ししたわけでありまする。
自分が弾きたい曲を奏でているギターに近いものを手に入れるのが、一番自分にとって必要なギターを手に入れられるはずなんだから。
もちろん「この形がいい!」とか「この色じゃなきゃヤダ!」なんて判断基準も大切。だって自分が抱えるギターなんだから。そのギターを抱えて人前に立ち、演奏するのが気持ちよくなるデザインを選ぶことも重要。
極論を言えば、別にヘビーメタルの曲をアコースティックギターで弾いたって、そういう「アレンジなの…」ということもできなくもない。ただ、それを自分が本当にやりたいか?どうか?って事。それを決めるのは自分自身。
自分が弾きたい曲…
自分が好きな色…形…
そして何より、そのギターを構えてたたずむ姿を誇れるかどうか。
ギターを選ぶときはこの辺のことを忘れずに悩んでほしいな。
ギターを購入する際の注意
お店選びは重要
ギターを購入することになったら、実際にお店に出向いてギターを眺めてほしい。
そして自分が欲しいモデルのおいてあるお店を探す。
自分の欲しいモデルを置いているお店が見つかったら、必ず店員さんに声をかけてその対応を確認する。
楽器屋さんって本当に様々な商品を扱っていて、全ての商品について熟知するのはなかなか大変。だけど実際のところ、お店のスタッフさんにはアルバイトで入っておられる方も少なくない。社員として年中お店にいたとしても全ての商品について知ることは大変なのに、時々しかいないアルバイトスタッフさんがあなたの知りたいこと全てを知っている可能性は限りなく低い。
楽器屋さんの店員なんだから全ての商品について知ってるでしょ!って決めつけはよくない。
また、あなたも人なら店員さんも人。お互いのフィーリングが合うかどうか?ってことも重要。
あなたはこれから万単位のお買い物…それも下手をすれば一生モノのお買い物をする立場。なのにあなたが好きになれないスタッフにそんな手柄を与える必要はない。
あなたがこれからギターを買いたい旨、初心者で全く知識がない旨を伝え、ギターに詳しい人を呼んでもらう。そしてその人、どうしてそのギターが欲しいのか?そのギターでいいのか?について話をすることが大切。
あなたがそこでギターを買ったとすれば、そのギターのメンテナンスについてもそのお店で相談する可能性は高いでしょ?ちょっとした消耗品であれば通販や近所のお店で事足りるけど、万単位のギターを買ったのにそのギターについての相談をどこでするの?って考えれば、買ったお店でするのが自然。
突然訪れたお店でそこで買っていないギターの相談したところでそこのスタッフさんはそのギターについて現物を見たこともないかもしれないし「え~うちで買ってないんでしょw」と腹の中によぎる人もいる。
そんな冒険をするよりは「そもそもそこで買ったんだし…」と思えれば相談もしやすい…といったところ。
しかし、購入前の偵察でそもそも話が合わなかったりフィーリングが合わなかった場合、こうした購入後の相談もしにくかったりする。だからはじめの接触で相手を探ることは大切。
あ、そもそもの話ですが「わたしはお客様よ!神なのよ!」なんて態度で訪れると、なかなか折り合いの付くお店は見つからないのでご注意を。
まぁ、そんなタイプの人はそもそもこのページをじっくり読んだりされてないと思いますが(笑)
あと、もう一つ重要なのが、購入が決まったらオクターブチューニングとネックの反りをチェックしてもらっておいたほうがいい。
オクターブチューニングは、エレキギターであればたいていのモデルでこのオクターブチューニングが可能になっている。
しかし、ギターを初めて触るような方にはなかなか難しい調整。
だから、万単位のお金を払うそのタイミングで「オクターブチューニングとネックの反りを見てもらっていいですか?」とお願いする。で、もしもくるっているようであれば調整をお願いする。
この調整を渋るようであれば、そのスタッフさんはギターに詳しくないかメンドクサガリ。いや、ネックの調整はモデルによっては本当にメンドクサイんやけどねw
確かにオクターブチューニングもネック調整もメンドクサイ作業。だけどギターを買う際にこの程度の調整を渋るお店ではギターの本格的な相談は無理。末長いお付き合いはできないと考えたほうがいい。
エレキギターであれば、ピックアップやボリューム・トーンノブのポッドなど部品の交換をしたくなる場合もある。
アコースティックギターでも、長年使っていればネックが反ってしまったりフレットが削れて打ち直しをしたくなったりする。
フレットの打ち直しまでになるとリペア工房を抱えているお店でないと受け付けてくれない場合も多い。お店によっては工場に送って云々という対応も。
そうなってきた時に、自分がお金を落とすお店の末長いお付き合いをあらかじめ見極めておくのはとても大切。
ギターは家電と違い、末長く付き合っていくものだからこそ、専門知識を持ったスタッフのいるお店に出入りするべき。
見た目の印象がどうでも、自分が話しやすいか?自分の知りたいことを知っているか?を重視!
まずはいろんなお店を巡り、いろんなスタッフさんと出会い、末永いお付き合いのできそうな人を見つける。
消耗品を買う程度ならコンビニでお弁当を買う程度の扱いも仕方ないけど、一生モノの…それもおそらく万単位のお買い物をするのに邪険にするスタッフのいるお店なんかいっちゃダメ!(…と、いつも訪れる某最寄りの楽器店で心の中でつぶやいていたりするw)
ギターと一緒に入手すべきモノ
ギターって安くない。だから予算編成の際は万単位の予算を考えなくちゃいけない。だけど、忘れないでほしいのがギターを買う際にはギター本体だけではダメだよ…ってこと。
ギターケース
はじめてのギターってことは、そのギターを入れて持ち歩くカバンをほぼ持ってないでしょ?
ギターケースだとかギグケースなんて呼ばれてますが、時々街中でギターを抱えて歩いている人が背中にしょっていたりするアレ。
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これも一緒に購入する必要がある。
ある程度、値の張るギターの場合、ハードケースと呼ばれるしっかりした(それなりに重たい)ケースが付属していたりするけど、付いているかどうかはそのとき選んだギター次第。
場合によっては、お店のサービスで簡易的なソフトケースを付けてくれていたりするけれど、そういったサービスで付いてくるケースは作りがさみしいこともあるので、やはりしっかりしたソフトケースを一緒に買ってほしい。
そうでないとお店から持って帰る間に素っ裸のギターを持ち歩くことになるしね。
チューナー
はじめてギターを手にいれたあなたがもしも「幼少のころからピアノを習っているので絶対音感を持っている…」などの場合を除いて、ほぼほぼチューニングでつまずくはず。
「はじめは音叉を使いなさい!」なんて意見もあるかもしれませんが、んなこたぁない。
もう、はじめっからチューナーを使いましょう!
最近では1,000円前後で売っているものもあり、聞いたことのあるメーカーのモノを選べば大丈夫。
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音叉でチューニングを悩むよりもチューナーの使い方で悩む方が早くギターを弾き始められ、こまめにチューニングをチェックする癖が付く。
チューニングの微妙にくるったギターで練習すると、耳が腐っちまうぞ(笑)
予備の弦
予備の弦も忘れずに購入しておいた方がいい。ギターの弦って意味の分からんタイミングで切れちゃったりする。
手に入れたギターがお店に何年も陳列されている場合、弦が古かったりする可能性は否定できない。もっとも、弦が新しいから切れない!とも言い切れないから厄介。
なので、1~2セットはいつも手元に置いておくように。
弦の選び方は、そんなもん店員さんに聞いちゃえ(笑)
いや、ホント、弦にもいくつか種類があり、それらも好みで意見が別れる。なので、実際に弦の音色の違いや弾き心地が判断できるようになるまではどの弦が自分にとっていい弦なのかなんて誰にも判らんのです。
だから、手に入れたギターに張ってあるゲージと同じ物か、同じゲージの各メーカーをフィーリングで選ぶ感じでいい。
ゲージっていうのはね、ギターの弦って6本セットで売っていたりするんやけど、その組み合わせの事を指す。6本全体が太い組み合わせだったり細い組み合わせになっていて、それらをざっくりグループ分けして売っている。
男ならライト(レギュラー)ゲージ、女性ならスーパー(エクストラ)ライトゲージをまずは選んでおけばいい。その後、あれこれ試して下さいな。
エレキギター用とアコースティックギター用だけは間違えないように注意!
ストラップ
ストラップ…これは意見が別れるかも知れない。
しかし、敢えて言おう!ストラップも買っとけ!
ギターはね、立って弾く楽器。
座って弾いてばかりいると、いざステージに立つ!って時も、椅子がないと弾けなかったりするよ。
ステージ上のみんなは立って楽しそうにノリながら弾いているのにあなただけ座って…って、ちょっと寂しいでしょ?
アコースティックギターで弾き語りをする場合でも、実際プロにだって座って弾かれている人も少なくないけど、それでもいつもいつも座って弾ける環境ばかりとは限らない。そもそも座っていちゃ、腹から声は出ないしね。
楽譜や教則本を見ながらフレーズを覚える段階では椅子に座っていてもいいけど、繰り返し弾く段階に移ってくれば立って弾くことも忘れないでほしい。
だからストラップも買っとけ!
ストラップにはいろんなデザインがあったりするから、なんなら何本も揃えて気分で付け替えてもいいでしょ?
そうそう、ストラップとギター本体をくっつける部品があるんやけど、ギター本体にもともと付いているパーツはストラップの穴に引っ掛けるだけのものがほとんど。
だから、予算に余裕があるならば、ロックピンというものも一緒に揃えてほしい。
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ギター本体のピンを付け替えて、ストラップの穴に受けのパーツを付けてやる。そうしておくと、外したいときだけ受けの部品を引っ張ることでロックが解除されギターからストラップが取り外すことができる。
ストラップの穴にただ引っ掛けるだけ(これでもそうそう外れるものではないけどね)の場合に比べ、断然にストラップがギターから外れてしまうアクシデントを減らすことができる。
別にギター回しをしないとしても、体をゆすってリズムを取っていたりするとだんだんズレてきたりしちゃうもの。不意にギターが落っこちちゃうって経験をされている方も少なくないと思う。
ただ、ギターを買ったばかりの頃からノリノリで踊りながら演奏出来るわけではないので、このロックピンは初めっから買った方がいい!というほどではない。
しかし、ストラップは買っとけ!
これがないと鏡の前でギターを構えてポージングするのも不便だし。
ピック
はじめてのギターを買ったとき、じゃぁピックはどの形がいいの?って悩むと思う。ピックって、ピック売り場を見ると判るけど、本当にいろんな形やサイズ、色、素材…たくさんの種類がある。そんな中からひとつ…これがベストだ!なんて言えるわけがない(笑)
こんな小さなプラスティック片が一枚百円前後とかするんだから怖いW
好みの色や形でまずは選んでもいいんだろうけど、目的は弦を弾くことだから、やはり自分の指になじむものを選んでほしい。
お店で選ぶんなら、店員さんに売れ筋を2~3種類教えてもらって全部試してみるのがよろし。
正三角のタイプや二等辺三角形のタイプ、ざっくりこの二種類でも微妙に形や厚さ、素材が違ったり面の部分に滑り止め加工されていたり・いなかったり、簡単に選べるわけがないw
なので、こればっかりは4~5百円は諦めるつもりでいろいろ試して下さい。
これだ!ってのが見つかれば、あとはそれを何枚買うか判らんくらい使うことになるんだし。
予算に余裕があればこちらも…
ギタースタンド
ギターを手に入れたなら、ぜひご自分の部屋に飾るように置いてほしい。ギターをケースにしまってしまうと練習するときにひと手間得てしまい、練習する機会が減ってしまうのが目に見えているから。
明らかに弾けない状態(長期の出張や旅行に行くけどギターは持っていけないとか…)なら、ケースにしまっておいたほうが保存環境は良くなるのでケースバイケースだが、日常生活を送る分にはギターは目の届くところにあったほうがいい。そんな時、壁に立てかけている状態では不安定になり、ふとしたキッカケで倒してしまう…なんてことにもなりかねない。
ギターにはいくつものパーツが付けられており、ちょっとした衝撃でペグがズレてしまうなど不具合の原因になる。
(実はわたくし経験者wペグが曲がってしまった時の凹みっぷりたらなかったからw)
よく見かけるのがこのタイプ
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しかし、神経質かもしれないがギター本体にある程度、重量がある場合、立てかけた状態で放置するのはネックに負担がかかり、反りを引き起こす後押しをしていると考える事もできる。
レスポールのように、ボティーにある程度重みのあるタイプを手に入れたのなら、壁に貼り付けて使うこんなのや…
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ネック~ヘッドにかけて負担のかからないボディだけで支えるこんなタイプもある。
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このタイプだと、どうしても不安定と言わざるを得ない為、部屋の中でよく行き来する場所には置かないようにしたい。
それでも余計な振動を与えたりぶつかったりしなければ、そうそう倒れることはない。
また、折りたためるタイプも多いので、外に持ち出すのもこのタイプが一番現実的。
壁にネジを差し込んでも構わない住宅事情であれば、ヘッドを引っ掛けてぶら下げる二番目にご紹介したタイプが一番無難ではないでしょうか。
見た目にも楽器屋さんで並んでいたような感じに見えるし、ありんこ書房の蟻坂(@4risaka)さんもおススメしているし。
→ 壁掛けギターハンガー「RENO」はデザインがオシャレで一番オススメ | ありんこ書房
ギタースタンドはなくてもぶっちゃけ困るものではないかもしれない。
しかし、やはり長期的に見ても転倒のリスクを軽減してくれるし、スタンドに置いてあるとカッコいいし、なによりギターへの愛が感じられるんやない?
最終的には部屋では壁掛けタイプ…外ではボディーだけで支えるタイプの二本持ちがいいかな。
エレキギターの場合
アコースティックギターの場合、ギター本体があればそれで楽器として成立しているから、ある程度の音量は出る。しかし、エレキギターはそもそもアンプにつないで使うことが前提なので、本体だけでは少々心もとない音量しか鳴らない。
なので、可能であればアンプを予算に組み込んでほしい。
一言にアンプと言っても、実に様々なタイプが存在する。
スタジオに置いてあるような大型のアンプから手のひらに乗るような小さなアンプまで実にさまざま。
大型のアンプは自宅で使うにはもったいなすぎるので、小型のアンプか、もしくはiPhoneをお持ちであればアンプシミュレーターを選択肢に入れるのもいいかも。
ただ、iPhoneのアプリを使う場合でも、オーディオインターフェースというギターとiPhineをつなぐ道具が必要になってくる。
このオーディオインターフェースというのもやっかいで実にいろんな種類が出回っている。
ちなみにわたくしの愛用しているのがこちら
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LINE6社の Sonic Port VX というモデルで、マイクも内蔵しているなかなかの優れもの。
マイクの付いていないタイプもある。
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こちらの方が多少お安くなるけれど、それでも一万円近くはしてしまう。
1~2万円の予算を確保出来るようであれば、それなら小型のアンプも視野に入る。
こんなのとか…
(画像はAmazonへAdLink)
これくらいのアンプでも、近所迷惑を気にしなければならないくらいの音量は出るのである程度住宅事情は考慮されたし。
↑に挙げたアンプはデジタル技術のおかげもあって、これらのアンプ単体でも実にいろんな音色が楽しめるようになっている。なので、これくらいのアンプも一緒に手に入れられれば練習に飽きてきた時にも、音色をあれこれ変えてみて楽しむことが出来るのでいいと思う。
これらのように音色を変えることはできないけれど、昔からあるピグノーズという小型アンプも味があっていい。
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住宅事情により大音量は諦めなければならない方にはこういったものもある。
(画像はAmazonへAdLink)
iPhoneにつなぐにせよアンプを選ぶにせよ、このカテゴリーはちょっと選択肢が多すぎてここでは扱いきれないw
教則本
敢えて言おう…教則本は最初は必要ない!
だってね、訳も解らない状態で教則本を一冊手に入れると、これからのギター人生の入り口を間違えちゃう可能性が大きいから。
教則本より必要なのは、バンドスコア・歌本。あなたが弾きたい曲の情報が載っている本。これに尽きる。
教則本ってのは、確かにゆくゆく必要になるでしょう。しかし、最初はヤメテおきなさい。
だってね、あんなのはスタジオミュージシャンにでもなろう!かって人が身に着けるものだもの。あなたがいつかスタジオミュージシャンでも目指そう!って志を持ったのなら、その時、じっくり吟味して必要な教材を手に入れてください。その頃になれば、あなたに必要な教材を見分ける知識も身に付いているでしょうから。
だから、必要な情報が書かれている本だけを手に入れてください。
あなたの弾きたい曲がバンド形態ならバンドスコアを。
弾き語りストの曲がやりたいのなら歌本を手に入れればいい。でも、予算がなければ無理をしなくてもいいですよ!歌本代わりになるものがオンライン上にはあるんだから。
→ 直近1週間の邦楽人気曲ランキング|楽器.me
→ 人気ギターコード譜ランキング – U-フレット
これらのサイトさんで、結構な曲がカバー出来るんやないかな?
そしてどうするか?については「はじめてのギター~練習編~(現在準備中)」をご覧ください。
まとめ
ここまではじめてギターを手に入れるにあたり、購入前に考えてほしいことや購入時、忘れずに手に入れてほしいものを、なるべく簡潔になるように意識して書いたつもり。
しかし、実に9,000文字になろうかという規模になってしまった(この文字数にはリンクのソースも含まれる為、もう少し少ない。投稿画面のカウントでは9800文字オーバーw)。
それほど「ギターを買う…」というのは慎重になってほしいってこと。
そりゃ予算が潤沢に用意できるなら、気になったギターやアクセサリーを全部好きなだけ買えばいい(笑)
しかし、多くの方が慎重になっているからこそ、ネットで検索して可能な限り情報を集め、気が付いてみたらここに来ていた…ってことだと思う。
せっかくこのページにたどり着き、ダラダラ(じゃないけどw)と綴られた文章をここまで読んでくださったのだから、あなたにとって最高の最初の一本を手に入れる気付きのひとつやふたつが見つかってくれると幸いです。
最高の一本を手に入れて、ガンガンギターを掻き鳴らしてくださいね!
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