ちょっと手軽にペンタトニック・スケール〜ブロックポジション拡張術

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エレキギターなんぞを弾き始めますと、わりと早々にお世話になるペンタトニックスケール。

そのペンタトニックスケールを覚えるのに、とりあえずは例のブロックポジションで覚える人も多いと思います。で、そのブロックポジションの次…がなかなか広がらない…というお悩みに、ちょっとしたヒントになるのでは?というお話です。

すでに自在にペンタトニックスケールを操られる人には何を今更…なお話かと(笑)

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ペンタトニックスケールとは

まずは簡単にペンタトニックスケールに触れておきます。

ペンタトニックスケールとは、1オクターブの中から5つの音で構成されるスケール。

よく耳にするメージャースケールやマイナースケールというのは1オクターブの中から7つを抜き出して構成されています。

つまりペンタトニックスケールは音の種類が少なくて済む。また、とりあえずは半音で隣り合わせになっている音使いが省かれているスケールになります。とはいえ、半音刻みのフレーズが使えないのか?というと、そういうことではなく、むしろ半音の半分などという、知らない人には理解に苦しむクォータートーンなんてものも時々利用される。

一見、音の種類が少ないから…と簡単そうに手を付けがちですが、様々な特殊ルールを含んでいることからあっという間に迷路を彷徨うかの迷子状態に引き込まれてしまうスケール…それがペンタトニックスケール(笑)

しかし、今回のところはそういった特殊な変則ルールを扱うことなく、ペンタトニックスケールから様々なフレーズを紡ぎ出すためのヒントをお伝えできれば…と考えております。

ペンタトニックスケールの構成音

ペンタトニックスケールは1オクターブの中から5つの音を抜き出したもの(とりあえず)。

シャープ(♯)やフラット(♭)の付かないスケールを…ということで、Aマイナーペンタトニックスケールの構成音はこんな感じ。

音階は”ラドレミソ”だけど、今のところはそんな事を気にしなくていい(笑)

意識していただきたいのはギターの指板上での配置。

まず多くの人が覚えたであろうこのポジション。

多くの人が「このポジションを覚えればアドリブが出来る!?」のなんのとそそのかされて覚えたことでしょう(笑)。

視覚的にも覚えやすいし、アドリブが出来る…というのもあながち嘘でもないのでさっさと覚えたほうがいい。

で、このブロックポジションを基本の形として、ちょっと拡張してみる。

ペンタトニックスケールのブロックポジションを拡張

次に、先程の基本の形となるブロックポジションに対して、黒丸をちょっと増やしてみる。

こんな感じ。

基本の形を赤い点線で囲ってあるので、どこが増やされた黒丸かよ〜く見て欲しい。

ただ、この状態では規則性が感じられないので、「さぁ覚えよう!」と言われても、「めんどくさw」となる。

そこでちょっと囲み線を変えてみる。

どうでしょう?規則性が見えてきましたかね?
グレーの丸が基本のブロックポジションの形。で、赤い点線で囲った5つの音に注目していただきたい。

まだ判りにくいかも?なのでちょっと色を着けてみたりしてみましょう。

今度は基本のブロックポジションを赤い点線で囲って、意識してみていただきたい5つの音をひと塊にして色を着けてみました。

3色の色に分けていますが、実はこれらの3つの固まりはそれぞれオクターブ違いではあるものの、実は同じ音階が同じ場所にある。

とりあえず基本のブロックポジションを5〜8フレットにまたがるようにおいてみるとこうなる。

このページの最初の方で「今のところはそんな事…」と言い放った(笑)”ラドレミソ”が同じカタチで並んでいるのだ。
(視覚的には”ソラドレミ”の方がしっくり来るのかな?)

こぼれ話

青色の”ラドレミソ”のブロックがズレてしまっているのは、チューニングを5フレットの音と開放弦の音で合わせたことのある人なら気付いていただけると思いますが、2弦の開放弦だけ3弦の4フレットで合わせる事からとばっちりを喰っていると思って下さい。

ペンタトニックスケールのポジション的にはこのズレは無い方がありがたいところではありますが、そこのズレを戻すチューニングをしてしまいますと、今度はコードを押さえる時が大変になる。(バレーコードが壊滅的に押さえにくくなる…ってか押さえられない)
ここは先人の英知に従っておきましょうw

ペンタトニックスケールの運指を拡張

ペンタトニックスケールをここで基本のブロックポジションとして覚えてしまった人の多くは、恐らく人差し指と薬指、そして小指を使ってスケール練習を繰り返してきたことでしょう。

だって、恐らく多くの教則本にそう書かれてあるんだもの。

しかし、今日からは人差し指と薬指を中心に使ったスケールの練習をして欲しい。

低い音から高い音へのスケール上昇時の運指はこう。

高い音から低い音へのスケール下降時の運指はこう。

黒い矢印のところは基本的にスライドをしていただきたい。フレーズの都合でスライドしたくない!って時はしなくても大丈夫ですが、指が自然にスライドをしてくれる感覚は掴んでおいたほうがいいと思います。

このスライドの感覚だけ掴めれば、ペンタトニックスケールを奏でる際に主に使う指は人差し指と薬指の2本に限定することが出来るようになるわけです。
ちょっといいと思いません?

あと、スケール運指の練習をする際に意識しておいて欲しいことがあります。

それはスケールの基準になる音。
Cメジャースケール(ハ長調)ならC(ド・ハ)の音。Aマイナースケール(イ短調)ならA(ラ・イ)と同様に、ペンタトニックスケールにもメジャーペンタ・マイナーペンタと使い分ける事ができます。

今回覚えていただいた5音ひと塊のブロックで考えていただくとこうなります。

大文字のMがメジャーペンタの際に基準となる音。つまりCメジャーペンタならドの音。
小文字のmがマイナーペンタの際に基準となる音。Aマイナーペンタならラの音になります。

ペンタトニックスケール上昇下降の運指練習の際には下図の位置を意識して下さい。

まとめ

機械的な運指練習としては、端から端まで弾いたほうが効率的ではありますが、間違って欲しくないのがあくまでもメロディーを奏でるためのスケールを練習しているんだ…ということ。

なので、ただダラダラと上昇下降を繰り返していても、身に付くものが少なくなってしまう。

指を動かしながら、今、何の音が鳴っているのか?意識しながら練習をしていただきたいわけです。

環境が許すなら、音階を歌いながら指を動かすと指板に散らばっている各音階が頭に残るペースが圧倒的に違ってくる。

また、メジャーペンタを上昇する時は、なんなら6弦は弾かずに5弦から始めるとか、マイナーペンタの下降時は1弦を弾かずに2弦から降りてくる方がスケールの調性感が掴みやすいかもしれません。
(慣れてきたら、スケールの上昇をする前に一度、5・6弦にあるスケールの基準となる音(Cメジャーペンタならド・Aマイナーペンタならラ)から下降したあと上昇したり、逆に1・2弦にあるスケールの基準の音から一旦軽く上昇したあとずずずい〜っと下降してみるなど、いろいろ試してみて下さい)

まぁ、なんと言っても元々の基本形ブロックだけで流していたペンタトニックスケールに対して、5音ひと塊のブロックを重ねてみることで、ペンタトニックスケールが5つの音で構成されていて、加えて、今どの音を慣らしているのか?という感覚が掴みやすくなるハズ。

あと、スライドを多用しますので、ちょっと”オレ弾けてるゼ!感”が増すのではないでしょうか(笑)

いや、笑い事ではないw

この5音ひと塊のブロックを覚えることで、あなたのフレージングも新しい指使い(音使い)をマスター出来るハズ。

2〜3弦をまたぐ所でどうしてもズレは出ちゃいますが、そのズレもまたフレージングにいい刺激をくれたりしますので、めげずにこの5音ひと塊ブロックをぜひ意識して弾いてみて下さい。

でわでわ。

P.S.
基本形であるペンタトニックのブロックポジションが5音ひと塊のブロックをつなぎ合わせて出来る形であることがある程度馴染んできたら、今度はこの基本のブロックを曲のキーだけではなく、コードに沿って位置をズラして弾き分ける方法にも挑戦してみて下さいね!

マンネリから脱出するペンタトニックブロックポジション応用術!
ちょっと手軽にペンタトニック・スケール〜ブロックポジション応用術

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