パソコンやスマートフォンが充実して、ソフトも高機能が当たり前
そんな時代になり、手軽にDAWに触れることも多くなった昨今
しかし、音楽に造詣もなく音感に自信がない
そんな人でもDTMに興味を持つことがあるでしょう
で、今回は音感に自信がなくてもDTMを楽しめる
そんな方法を探ってみようと思います
音感不要のDTM
音感がないからDTMが出来ない!
……そんなことはない!
音感に自信がなければ、音感の必要ない所から楽しめばいい!
まずは楽しむことが第一!
楽しみながら、いろんなことをやって、追々音感を鍛えていけばいい
そう思います
例えば、ギターを始めようとしている人に「まずはFコード(バレーコード・人差し指で6本まとめて押さえるコード)が弾けなきゃね!」なんて言う、なんちゃってパイセンギタリストに明るい未来を閉ざされた人がどれほどいることか
Fコードが弾けなければ、Fコードを必要としない曲から始めればいい
エレキギターなら五度コードでベースラインをなぞるところから始めればいい
まずは1曲、弾けるようになって、音楽を楽しまなくっちゃ何のために楽器を手にしたのか判らないじゃない
ってことで、DTM・DAWに触るに当たって、音感不要な楽しみ方を模索してみましょう!
音楽要素のひとつ 〜 リズム
音楽には3つの要素がある
リズム・メロディ・ハーモニー
表現に違いはあれど、およそこの3つです
で、慣れない人がいきなり全部を賄おうとする必要はない
もっとも重要なのは「リズム」
まずはリズム遊びから始めて楽しみましょう!
「リズムだけ?」と侮るなかれ
リズムは音楽のジャンルを決定づける重要な要素でもある
こんなリズムが聴こえてきたらロックっぽいなぁ……こんなリズムが聴こえていたらラテンっぽいなぁ……くらいの印象を覚えたことが1度くらいあるはず
そんな経験すらなくても大丈夫!
これから感じていけばいいのだから
DAWに触れる
最近ではDAWも無料で手に入るからスゴイ
iPhoneやiPad、macbookを持っていればGarageBandが手に入るし、WindowsユーザーでもCUBASEやStudioOneの無料版が配布されていたりする
→ GarageBand|App Storeプレビュー
→ PreSonus | Studio One Prime – 驚きのフリーDAWソフトウェア
これらDAWは、楽器が弾けなくてもループ素材というあらかじめ楽器の音が録音された素材を扱うことが出来る
そして、それらループ素材を並べて重ねていけば、楽曲が作れるという方法があるのだ
これをリズム楽器だけでやれば、多少音感に自信がなくても楽しむことが出来る
もちろん、なれるまでは作業ひとつひとつが考えながらでじれったいかもしれない
しかし、それを乗り越えれば、ループ素材にも無限の可能性は期待できるのだ
上記リンク先のDAWでも多少のループ素材が割り当てられるので、まずはそこから自分好みの音を探してみて、楽しむことから始めて欲しい
ループ素材を貼り付けただけでもこれくらいのものはちゃちゃっと作れるようになれる(ハズw)
ワンランクレベルアップ
そして、無料で手に入るループ素材に限界を感じてきたら、有料(サブスク)で莫大な素材の中から自分の音を探して欲しい
そのためにはこんなサイトもある
→ Music Samples, Royalty Free Sounds And Loops(AdLink)
→ Loopcloud | Music Samples | Royalty Free Sounds And Loops(AdLink)
莫大な素材過ぎて、どこから手を付けたらいいのか判らない規模のストックがあるが、ある程度探しやすくするためのツールも用意されているのでそちらを利用するのもあり
また、素材ばかりではなく、こういった音源もある
Bloom Vocal Edit
→ Bloom Vocal Edit|Excite Audio(AdLink)(只今セール中!)(AdLink)
(廉価版のLiteもあり!)(只今セール中!)(AdLink)
ボーカル素材を切り刻んで抜き取ったり張り合わせたりするツールだ
ボーカル素材だから、といっても決して歌モノというわけではないので、音感に自信がない人でも大丈夫
このツールを利用すればこんな音源が作れるようになる(ハズw)
このBloom Vocal Editの他にもサンプル違いの
→ Bloom Vocal Aether|Excite Audio(AdLink)
(廉価版のLiteもあり!)
リズム音源(リズムループ素材をスライス)の
→ Bloom Drum Breaks|Excite Audio (AdLink)
まとめ
初めて触るDAWソフトに面食らいそうになるかもしれませんが、慣れれば画面濃厚性はシンプルなもの
トラックが増えてきたって、並んでいるトラックの構造はそれぞれ保存されている音が違うだけで機能は同じなんだから
ましてやループ素材を並べる操作は、ドラッグ&ドロップで行える
あとはコピペコピペで伸ばしていけばいい
そして違うループ素材を重ねて鳴らせるように配置していく
あとはこの繰り返し
言葉で言うとなんだかまどろっこしいけれど、一度体験してみればなんてことないと思う
ぜひ、挑戦してリズムトラック目指せ100本!を目標に頑張ってほしい(笑)
本当に100本目指してリズムトラックを作り続けていれば、実際に100本に到達する前に、「そのトラックにラップを入れさせて!」とか「コラボしよ!」なんて声がかかるかもしれませんよ!
また、リズムだけのトラックになれてきたら、今度は音階のある楽器……例えばベースとかシンセとか、このへんから1つだけチョイスして重ねてみるのもいい
ベースを重ねるだけなら、ほかのメロディとぶつかるわけじゃないので、短いフレーズからはじめると幅が広がります
ぜひぜひ自分のペースで楽しんでくださいね!
でわでわ