レコーディング機器メーカーのHarrison Audio LLCから出ているDAW ” MIXBUS 32C ” がヴァージョン6になっていましたので早速チェック。
HARRISON MIXBUS 32C ヴァージョン6登場
ハリソンコンソールMIXBUS 32C がヴァージョン6に進化!
(現段階では廉価版に当たるMIXBUSの方はまだVer5となっています)
ミキサー画面はこんな感じ。
ミキサー画面でパット見、気になるのがEQの部分。
Ver5まではEQとバスチャンネルへの送りが同時に表示されていたのですが、Ver6からは切り替えてどちらかを選んで表示させる形になっていました。
バスチャンネルの部分も無駄に何も出来ないスペースが省かれ、プラグインの一覧や波形が表示できるエリアが広くなっています(Ver5以前でも設定で広く出来たのかもしれませんがやり方が判らなんだ)。
バスチャンネル1〜8にはバスチャンネル9〜12へ送るつまみが追加されています。これで手軽に二段階バスミックス(そんな言い方するのかどうかw)が可能に。
デフォルトで”Toggle Monitor Section Visibility”パネルが表示されています。
パッと見渡しただけでもあれこれと変更されたところが見受けられます。
他にもメーカーから変更点が発表されています。
バージョン6の新機能:
広範なレイテンシ補正を備えた新しい第5世代オーディオエンジン、代替バスおよびサイドチェーンパスも。
専用FXバス:ミックスバス1〜8には、最後の4つのミックスバス9〜12の送信ノブがあります。
キュー監視:MIDIトラックは、デフォルトで入力と再生の両方を同時に監視するようになりました。
キュー監視:MIDIトラックは、デフォルトで入力と再生の両方を同時に監視するようになりました。
ご注意!
歴史と実績のあるハリソンコンソールをアナログエミュレーションしているとも謳っているMIXBUSシリーズですので、気になる方も少なくない…かと思います。
しかし、ご注意いただきたいのはこのMIXBUSシリーズについて日本語で解説されている本やサイトがほとんどない…という点。
StudioOneやGarageBandとも使い勝手が随分と違っていて、ヤマカンでスラスラと使いこなす…とはなかなかいかないかもしれません。
ちなみにわたしは全く使いこなせていません。
なので、このサイトから経由してご購入いただいたとしても全くサポートすることは出来ませんので予めご容赦下さい。(ちなみにこのサイトからは報酬も発生していません)
私自身、ハリソンコンソールのアナログエミュレーションを期待してサミングミキサーならぬサミングDAWとして、ミックスダウンの時にだけでも使えれば…と考えています。
Ver4から追っかけていますが、未だにMIXBUSでドラムの打ち込みなんて作業もままなりません。
その辺りをデモ版を一度試すなど、慎重にご判断下さい。
メーカーサイトはこちら
→ Mixbus32C workstation|Harrison Consoles