ここ数日、とある安易に公開できない楽曲のギターアレンジをしておりました。そんな近況報告でここの更新を再開したいと思います(笑)
とある安易に公開できない楽曲…というのは、わたくしと交流のある方からお預かりした音源の作曲者さんが、さらにその方の幼馴染さん…ということで、楽曲の権利が二股に分かれておりまして、さらにはその幼馴染さんとは直接の交流がないため、本来であればわたくしがギターを乗っける作業そのものも、本来であれば許諾が必要…
まぁ、しかし公開しなければ家庭内における個人的な使用…という範疇に収まるであろうってことで作業しておりました。
その楽曲が自分のお好みにハマっていたことも大きいてです。どんなタイプの楽曲でもアレンジできる程、器用でもなく、また、ハマったからといってスラスラアレンジが出来るほどの甲斐性も持ち合わせておりませんw
なので、ここの更新もそっちのけで作業しておりました。
で、昨日、そのアレンジもとりあえず完了として2mixを聴き返してみたのですが、これがまぁ、楽しいのなんのってw
睡眠前の聴き返しだったのですが、繰り返しが止まらずに、一時間程眠れませんでした。
もともとの楽曲が、シンセアレンジのボーカロイドソングだったので、ちょうど歪んだギターの帯域が空いていたんです。なので、がっつり歪んだギターを弾かせていただきました。
ただ、旋律系はすでに埋まっていたので、完全にサイドギターのみ。
3本以上の弦を同時に弾いている部分はありませんw
(1〜2本の弦を刻むギターを最大6本は重ねましたが)
なので、ギター初心者の方が挑戦されるのには、ちょうどいい難易度なのではないでしょうか?とはいえ、許諾を取るのが現実的ではないことと、タブ譜作るのはまたなかなかの作業ですのでそこまではいたしませんw
でもね、今回の事で感じたのは、ギター以外のパートがしっかりしていれば、ギターは三度抜き五度コード中心のアレンジでも楽曲にしまりを与えることが出来、充分にその役割を果たせるもんやなぁ…というもの。
ホント、ギターって万能な楽器やなぁ…と。
あと、最近のDAWもスゴイ!
以前、一番曲を創っていた頃に使っていたのはデジタルMTRで、KORG社のD-12でした。この頃のギターはLINE6社のPOD2を使って録音するのがやっと。それでも当時はいい音だwと感激していたものですが。
ただ、その後の加工があまりできません。コンプの多段がけが出来なかったり、コンプやEQの選択肢がなかったり。そんな限られた環境の中創ったのが楽曲置き場にある作品です。
その後、GarageBandへ移行。この頃には創作のペースも落ち、1分程度の曲を作るのがせいぜい…といったところ。某ポッドキャストさんのところで使ってもらえそうになったりならなかったり…といったお話も少々ありましたが、ここで改めて公開できるほどの質(音質もですが曲そのもののクオリティもw)はありません。
しかしその後、StudioOneを手に入れ、近頃ではWAVESのプラグインも手に届く価格帯のセールを行うようなったこともあって手軽にいいエフェクト効果をもたらしてくれます。
ギターのアンプシミュレータにはWaves PRS SuperModelsの「Blue Sierra / V9」モデルを使用。ギタートラックをまとめたバストラックにWAVES Scheps Omni Channelというチャンネルストリップと、更にCLA-3Aというコンプを重ねがけ。
マスタートラックにはOZONE8ElementsとPSP MasterQ2を挿した程度。
売り物にするのであれば、もう少し根を詰めて作業すべきでしょうが、自分が楽しむにあたってはこれでも充分にいい音で出力できました。
もちろん、元々の楽曲の良さ、その後のアレンジの良さもあってのことです。
それらの土台があってこそ、今回手軽にギターのアレンジだけをして、2mixに落とすことが出来ました。最近の遅筆ぶりであれば、1から作曲していたら何週間かかったことだろう…って感じです(笑)
いや、ホント、サイトの更新は滞ってしまいましたが(笑)本当に面白い時間を過ごすことが出来ました。
サイトの遅れはこれから頑張って取り戻していきたいと思います!
いや、慌てることはないんよ。だって自分のメディアなんやからねw