Studio Oneを使ってボーカルレコーディングをしたり、付属プラグインを使って効果的に処理を施す方法を紹介しているガイドブックがPreSonusのサイトで販売されていましたのでご紹介。
StudioOne付属のプラグインエフェクトを使いこなせていない人や、これからボーカルレコーディングに挑戦される方にはオススメ!
今回ご紹介するのはこちら!
How to Record and Mix Great Vocals in Studio One (中身英語です)
(邦題 : Studio Oneで偉大なヴォーカルを録音してミックスする方法)
PreSonus Shopで見る
→ How to Record and Mix Great Vocals in Studio One | PreSonus Shop
作者さんは多分この人
→ Craig Anderton(@Craig_Anderton)
もともとこういった電書を出されていて、この中の一部がStudioOne向けに再編集されたものと思われます。
→ Groove3 | Reverb
と思っていたら、PreSonus社のブログで”Friday Tip of the Week”なんて連載をされておられていて、そこから再編集した感じみたい。
→ Friday Tip of the Week Archives – PreSonus BlogPreSonus Blog
中身
” How to Record and Mix Great Vocals in Studio One “(邦題 : Studio Oneで偉大なヴォーカルを録音してミックスする方法)の中身を見てみましょう。
Chapter 1 | Your Mic Is Your Instrument
録音に必要な機材の種類や特徴、注意点などが紹介されています。
オーディオインターフェイスのところではしっかりPreSonusu製品の画像が(笑)
Chapter 2 | Recording Techniques
レコーディングに関する注意点や、マイクは本当に手で持っちゃいけないの?とか、StudioOne(画像はVer.3っぽい)で録音する際、モニターにエフェクターをかけて返すやり方などが紹介されています。
コンピングという用語をご存じない方はここで良い学びがあるかも。(要はツギハギ処理ですw)
Chapter 3 | Preparing Your Vocals for the Mix
ボーカルトラックの加工について解説されています。
息継ぎの音は残したほうがいいのか?残すとしたらどの様に処理すればいいのか?StudioOneのイベントに関する操作や、付属のエフェクター(ProEQ,Compressor,Melodyne,AnalogDelay)を使った処理の方法などが紹介されています。
Chapter 4 | Equalization
ここで改めてStudioOne付属のイコライザー”ProEQ”の解説から、具体的な処理の一部が紹介されています。この内容を把握できれば当分イコライザーは必要ないかも…なんて思っちゃうかもw
Chapter 5 | Dynamics Processing
ここで改めてCompressorが取り上げられます。その他LimiterやExpander,Gateといった知らないと全然使い道が思い浮かばないエフェクターについても解説されています。
この章でサイドチェインについても解説されていますが、ここに書かれている表現で伝わるかどうか…(それは私がグーグル翻訳で翻訳しながら読んだからかもしれませんw)。
この章に書かれていてはじめて知ったのですが、StudioOneではワンノブコントロールのコンプレッサーを自分で構築することが出来るらしいですw
自分で構築するから、ひとつのノブでどの様に変化するのか、という塩梅を自分で調整できる。これ、ちょっと知りませんでした。
Chapter 6 | Reverb and Delay
ここで、ディレイやリバーブといった空間系のエフェクターが解説されています。リバーブやディレイの違いやどういう処理がされているのか?という説明から、StudioOneに付属のディレイやリバーブのパネルを見ながら、パラメータの解説などもされています。
Chapter 7 | Automating Parameter Changes
ここではオートメーションについて解説されています。タッチ、ラッチ、のっち(違うw)ライト、リードの意味から、PreSonus製FaderPort 8の紹介がさり気なく挟まれつつ(笑)、StudioOneの画像を使って、実際にどこをクリックするのか?といった気遣いのある説明になっています。
Chapter 8 | Doubling, Harmonizing, and Layering Vocals
ここではボーカルトラックに施すダブリング(コーラスを使う)やハーモニー(Melodyne)作りや、フェードアウトの処理などが解説されています。
Chapter 9 | Vocal Performance Tips
ここではボーカルレコーディングの心構えが紹介されています。
ボーカリストの調子を見るヒント。ボーカリストが気持ちよく歌えるためにあなたが出来る気使いなど、レコーディング時にどう作業を運ぶ(休憩したほうがいいタイプよくないタイプとか)のか?といったヒントが詰め込まれています。
まとめ
総ページ数121ページのPDF書類です。
頭の5ページは表紙と目次ですし、各章ごとに1ページずつ挿絵が入りますから正味100ページ強の電書だと思って下さい。
それでお値段$9.99(私が買った時で)。これを高いと思うか安いと思うかはあなた次第です。
ある程度、DAWに造詣の深い方には不要かもしれません。しかし、StudioOneに慣れていないのだとしたら、私がワンノブコンプレッサーの作り方を知らなかったように何か発見があるかもしれません。そんな白鍵がひとつあれば$9.99は、私にはいいお買い物でした。
上に書いた各章の紹介で、要不要が判断できるかと思います。
販売ページには目次のリンクもありますので、そちらも参考にされて下さい。
How to Record and Mix Great Vocals in Studio One (中身英語です)
(邦題 : Studio Oneで偉大なヴォーカルを録音してミックスする方法)
PreSonus Shopで見る
→ How to Record and Mix Great Vocals in Studio One | PreSonus Shop
AdLinkじゃないよ!(笑)
でわでわ