Addictive Drums 2 キック・ベードラの音をチェック

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Addictive Drums 2 のキックを重点的にチェックしてみる。各ジャンル別に用意されているプリセットを使わず、手持ちのイコライザーで処理を施すとどのような変化を聴かせてくれるのか?実際に確かめてみよう!ってスンポウです。

ちょうどキック・ベードラに施すEQの解説をされているサイトさんがありましたので参考にさせていただきました。

なにを突然…と思われるだろうが、キッカケはこちらのサイト。
バークリーで習った、キックドラムのEQ処理 初心者用テンプレート|Malibu Sound Vibes

最近ブログをリニューアルされたロス在住のTakeshiさんところで、キック・ベードラに特化したEQの設定について紹介されていた。
その内容がTakeshiさん自身が卒業されているバークリー音大で習った設定っていうんですから、もう丸パクリするしかないでしょう(笑)

そもそもEQのテンプレなんてアテにしてはいけない…と心に誓っておりました。なぜなら同じキックの音でも鳴っているキットの音が違えばEQの設定も変わるのだから。

しかし、だからといってほったらかしていてはいつまでも身に着かない。

幸い、今回のキックドラムのEQ処理は、キチンとどの周波数がどういう役割を果たしているのか…についても簡単にではありますが解説されている。
この簡単に…ってのがミソ!いきなりややこしい話をされたって斜め読みして終わりですからね(こらこら)

で、せっかくですからこの機会にきっちりマスターしてやろう!って寸法です。
もちろん、盲目的にこの設定に流されてはいけません。その時鳴らしている音によって設定は変わっていくことを頭の何処か片隅にうっすら残しつつ、Takesiさんの解説を元にAddictiveDrums2に収録されているキックの音を改めて確認してみます。

各設定

DAWはStudioOneを使います。

AddictiveDrums2を挿したチャンネルにキックを4つ打ち込んでおきます。これをリピート再生しちゃえば延々とキックを踏んでくれる。

で、AddictiveDrums2の方でキックのパラアウトを設定。

今回はAddictiveDrumas2の芸が細かい所もあわせてご紹介するためにスネアやハイハット、オーバーヘッドマイクもパラでStudioOneへ出力しています。

で、エフェクターは全部カット。

もちろんインサートで絡ませる空間系のDelerbもオフ。

使うキットはUnited Heavyに入っている24×18″.Pork Pie Custom。

今回使用するEQは、たまたまTakeshiさんが使っていたものと同じものを持っていましたのでそのWaves API 560を使用。

このグライコってだけで食指が動かなかったAPI560ですが、手に入れておいてよかった(笑)
この560以外はバラでセールのたびに増えていったのですが、これは使わないやろう…とかってに決めつけてしばらく放置していたのですが、何かのキッカケで買っていたみたいです(笑)

生音を聴いてみる

それではさっそく、すっぴんの24×18″.Pork Pie Customを聴いて下さい。

API560はキックのチャンネルに挿してはいますがバイパスさせています。

この画像でお気付きになられましたでしょうか?

画像がちょっと小さいので気付いてもらえないかもしれませんが(笑)4本のフェーダーがあり、そのうち1つはキックのチャンネルですが、その他はスネア・ハイハット・オーバーヘッドのチャンネルになります。

しかし、4本中3本のチャンネルのレベルメータが反応しています。

いわゆるカブリってやつです。

キックの音をスネアのマイクやオーバーヘッドのマイクが収音してしまっているってやつをきっちり再現してくれているんです。
BFD3やSuperior Drummer 3では恐らく当然のように再現されていると思われるのですが、このAddictiveDrums2でもここはヌカリありません。

このカブリがいらない…って場合はAD2の操作パネルで小さくすることが出来ます。

オーバーヘッドのチャンネルだけを鳴らし、キックのカブリをカットして聴き比べてみます。

キック4つごとにチャンネルが切り替わります。

はじめにカブリはそのままにした状態の方が聴こえます。次にカブリをなしにした状態。

はじめのキック4つは、明らかにタイコの音が聴こえますが、次の4つはシャリッシャリッとした音が聴こえます。これはスネアドラムの裏側に付いているスナッピーっていうギザギザの細い針金の帯が振動で震えている音が入ってしまっているってやつです。ここまで芸が細かいんですよw

このスナッピーのノイズはスネアドラムの方でオーバーヘッドやルームへのカブリをカットすることで消すことが出来ます。
つまり、キックのカブリに加え、キックの振動によるトバッチリもしっかり消すことが出来ると。

ただ、実際にドラムをレコーディングした際には、必ずカブリは入ってしまいますので、これを”全く無し”にしてしまうのはどうか…と思います。
もちろん、音作りをマスターしたあとの心配ですが(笑)

今回はまず、キックのイコライザーによる効果をしっかり確かめるために、キックのチャンネルだけを鳴らして確かめたいと思います。

イコライザーの効果

それではここからTakeshiさんが紹介されていたイコライザーの帯域別の効果を見て(聴いて)いきたいと思います。
バークリーで習った、キックドラムのEQ処理 初心者用テンプレート|Malibu Sound Vibes

63Hzをブースト

Takeshiさん曰くキックの重みが増します。”Punch”という表現を使います。とのこと。
判りやすいように大袈裟にブースト(プラス6dB)してみました。

はじめのキック4はすっぴんです。続いて聴こえる4つが63Hzブーストしたもの。それを交互に2回ずつ鳴らしました。

音色としての変化は感じにくいかもしれませんが、確かに膨らみ具合といいましょうか、空気のお押し出される感じが強くなったと思います。
この効果が聴き取れない場合、再生環境が対応していないかもしれませんのでご確認を。
スマホのスピーカー(イヤフォンはモノによる)ではちょっと厳しいかも。

次に、250Hzをカットしてみます。

250Hzをカット

Takeshiさん曰く250Hzをカットするのは、キックの音をクリアにさせるためです。この周波数は音が溜まりやすいので、要注意です。とのこと。
今度も判りやすいよう大袈裟にカット(マイナス6dB)してみました。

はじめのキック4つはすっぴんです。続く4つが250Hzマイナス6dB。2回繰り返しています。

ちょっと大袈裟にカットし過ぎたかな?と思い、念の為確認をしてみましたら…

すっぴんのキックの音がすでに250Hzあたりをカットされていましたw
ちょっと腰砕けに感じたワシもまだまだ大丈夫っぽい(笑)

続いて2kHzのブーストに行ってみたいと思います。

2kHzをブースト

2kHzをブーストすることで、キックの音抜けがよくなるとのこと。
今回も判りやすいよう、大袈裟に(6dB)ブーストしてみる。

今回もはじめのキック4はすっぴんで、続く4つが2kHzを6dbブーストしたものを2回ずつ繰り返している。

ドンッドンッ…と聴こえていたキックが、ダンッダンッ…に近くなった感じ。この帯域だと6dBくらいではあまり変わらない気もする(笑)
とはいえ、他の楽器が重なってきた時に、この操作は効果を発揮するのだろうと思うので、やりすぎにはやはり注意が必要かと。

では最後に4kHzをブーストしてみましょう。

4kHzをブースト

4kHzのブーストはミックスの際に埋もれにくくする効果がある…とのこと。
今回も大袈裟に(6dB)ブーストしてみる…と思ったけど、2kHz以上に変化が判りにくかったので9dB上げてみた(笑)

はじめのキック4つはすっぴんで、続く4つが4kHzを9dBブースト。例によって2回ずつ繰り返している。

さすがに9dBも上げたせいか、音色の変化に気付いていただけるかと。ミックスの中で主張させる…ってだけのためならここまであげなくても効果を感じられるのだと思う。
ミックスの中で埋もれにくくすることと、音色を変えてしまう…ということとは別の目的になっているので、やはり上げすぎには注意が必要。

まとめ

250Hzをカットするところでアナライザー画像を貼り付けましたが、すっぴんの音ですでに250Hzがカットされているっぽいグラフになっていたことを考えると、やはりAddictiveDrums2というドラム音源は、即戦力として使いやすいようにあらかじめイコライザー処理も施されているのかもしれません。

コンプについては、AddictiveDrums2の操作パネルの中で個別にかけることが出来ますが、録音時に最低最小限のコンプ処理も施されていると考えて良さそうな気がします。(エンジニアの方が聴けばその辺、サクッと判断してもらえるのでしょうがw)

ともあれ、今回の一件でカブリっぷりについてもお伝えできましたので、一石二鳥的なエントリーになってよかったな…と。

BFD3やSuperior Drummer 3辺りと比べますと、そのファイルサイズの違いや扱えるパラメータ類の差に見劣りを感じられる人も多いかと思います。
私に言わせれば、逆にそんなにも多くのパラメータを管理しきれるんかい?って疑問に思います。
ドラム経験者の方くらいの知識や経験がなければ、それだけのパラメータはかえって混乱を招く気がするんですね。

そういう角度から見るとこのAddictiveDrums2は丁度いい塩梅かな…と。
(いや、これでもまだ面倒かもw)

ADpakを手に入れることで、他社製ドラムキットの音とプリセットを手にい入れることが出来ます。ドラムキットが変わればもちろんEQの設定なんかも変わるわけです。そんなことを考えだしたら、どれほどプリセットが親切な存在なのか、身に沁みて理解できます(笑)

ただ、AddictiveDrums2だって、そういったEQ処理について理解されている人にも触りやすいよう、ドライ(エフェクトなし)のプリセットも用意されていますので、その辺はあなたの理解度にあわせて使い分ければよろしいかと。

商業音源の音色として採用するには勇気がいるかも知れませんが、アマチュア・同人界隈で発表する範囲であれば堂々と使って恥ずかしくない音をしていると思います。
正直な所、そろそろAddictiveDrums3なんて出ちゃうんじゃないの?とドキドキしているんですけどねw知らんけどw

ではでわ


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