YAMAHA APX-T2 NT トラベラーエレクトリックアコースティックギター(ミニギター)を友人へ贈った際、実際に手にとって触れてみましたので、その印象・感想などを取り上げてみたいと思います。
通常のギターに比べ二周りも三周りも小ぶりなサイズとなるYAMAHA APX-T2の実力は如何に!?
YAMAHA APX-T2とは
ヤマハが販売するトラベルギター(ミニギター)のシリーズの中で唯一(カラーバリエーション有り)ピックアップ搭載モデルとなるAPX−T2。
確認できたところでエレアコミニギターとしての最安値はS.Yairi YM-02E/MH(←AmazonへAdLink)がありますが、こちらはチューナーが付いておりませんのでご注意を。
やはりエレアコならばチューナーも重要な機能かと。(最近 MARTIN / LX1E からチューナーが外されたらしいのが残念)
なくてもいいや…って方は選択肢が広がります。
YAMAHA APX-T2の音
ぶっちゃけ通常のギターと同じような音が出るのか?と問われれば、弦の長さも短くボディも小ぶりなのだから、物理的に無理がある。アンプを通さない生の音ではその音色に物足らなさを感じてしまうのは否めない。しかし、この点を予め諦めていたからこそこのピックアップを搭載したエレアコモデルを選んだのだ。
また、通常のサイズには敵わないもののエレキギターと比べればアンプを通さない音量は明らかにAPX-T2の方が大きい音を出してくれる。音色の物足らなさに目をつむるることができれば部屋で爪弾く程度には充分すぎる音量が稼げているといってよろしいかと。
ここでSony MPC-A10で収録したAPX T2の生音を聴いてやって下さい。
また、同時期に購入したアコースティックギター用アンプYAMAHA/THR5Aをつなぎ、搭載されているコンプやリバーブなどのエフェクターを駆使して追い込んでやれば、その小ぶりなサイズを感じさせない音色を奏でてくれていると思う。
(さすがにアンプの小さい感は否めません)
こちらの詳細は近いうちに。
APX-T2にTHR5Aをつないで鳴らした音を聴いてやって下さい。
まずはマイクタイプをコンデンサーにしたもの。
今回のセッティングではあまり代わり映えしなかったのですがダイナミックもどうぞ。
YAMAHA APX-T2を構えた印象
弦の長さもボディのサイズも通常のギターとは明らかに小ぶりなため、このギターを手にした印象は非常に手軽に構えられる。通常サイズのギターと比べてネックはかすかに細く握り込みが楽。そして、ボディがかなり薄いため右腕が押し上げられる感もなく、とてもリラックスして構えられる。
この楽な姿勢がギターを手に取る回数を増やしてくれるんじゃないか?なんて思ったりして(笑)
YAMAHA APX-T2 を選んだ決め手
個人的に手にしたギターがエレキギター(ストラトタイプ)から…という事もあってか、どうしてもアコースティックギターを構えた時の姿勢が馴染めなかったことからトラベルギターサイズのアコギが気になっていたって事が大前提。
で、アコースティックギターとしての生音については期待しておらず、それよりも手軽に抱えることが出来る…という事が望みでした。
どうせ手軽に持ち運びやすそう…ということもあって、外出時に弾く際にはマイクで拾うよりもジャックインでアンプに繋げたほうが手軽でしょ!ってことでエレアコを選びました。
生音では音量・音のふくよかさ共に通常サイズのアコギには敵いませんが、アンプを通してしまえば何なりとごまかしようもあろうかと。どうせコンプやらをあれこれかます気満々ですし(笑)
YAMAHA APX-T2 開封の様子
届いたのはこの状態でした。
このダンボールに送り状が貼り付けられた状態でお届け。
フタを開けてみるとこんな感じ。
ビニールから出してみますとソフトケースが現れます。
ちっとボケてますがご容赦をw
そしてこのソフトケースを開けますとギター本体が姿を現します。
プリアンプ・チューナー用の電池はボディ側面からセットします。
電池を入れますとチューナーも使えます。
音名を表示してくれるタイプのクロマチックチューナーですので変則チューニングも問題なし。