検索からのアクセスとSNSからのアクセスの違い

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宅録・DTM・DAWをテーマにサイトを運営されている方の命題として挙げられるのに、これから音楽を自分で作りたい!と思っている人達へ向けた提案…というのがあると思う。

もちろんここ「ゆめはてコム」もそのひとつ。

その辺を踏まえてこの一年ほどの運営で見えてきた反省をしてみたいと思います。

ここ「ゆめはてコム」ではツイッターとユルい連携を取っています。ガッツリ連携をされておられるサイトさんであれば、エントリー更新の度にツイッターの方で更新のお知らせを毎回行ったり、過去エントリーの掘り起こしツイートをしてみたり…と上手に連携されておられるところも見受けられます。

サイトの立ち上げ当初、ツイッター連携の必要性は充分に理解しつつも、フォロワー数のショボさから、なかなか投稿のお知らせをつぶやく気にもなれず、時々お知らせする程度に留まっています。

これ、本当は実にもったいないことをしている…と自覚しています。

サイトの集客(←他の言い方が見つからないw)導線として大きいのは、Googleなどの検索サイトからのライン。

ヤフー検索は中身がGoogle…という事を踏まえますと、8〜9割(場合によっては限りなく10割に近い数字)の検索流入をGoogle検索が担っている…と考えるしかない。(いや、まれに他の検索サイトからも来ていただけてますw)

ほとんどの検索流入がGoogle検索中心と踏まえるならば、グーグル検索の表示順位がとても重要になってくる。

そこで頭をよぎるのがサーチエンジンオプティミゼーション(Search Engine Optimization)という馴染みのない言葉。

略して「SEO(エス・イー・オー)」なんて呼ばれたりしている。

思いっきりザックリ言ってしまえば、検索サイトにおいていかに上位表示されるか…という考え方や施策の事を指す。

例えば、「ゆめはてコム」をキーワードに検索をしてみましょう。
その結果は…

当然の様にうちのサイトがトップ表示(広告を除く)されています。

いや、実は@niftyだけはトップ表示されていませんw

つまり、サイトを更新していれば方っておいても検索サイトに上位表示される…とは限らない。

だからSEOなんてこ難しい言葉を使って考えなければいけない。

しかし困ったことに「SEO」には確実な正解…という答えがない。なので、その都度試行錯誤の結果…どうやらこれがいいっぽいわね…という事しか解らない。しかし、それで効果があるのならやってみよう!ってことで寄ってたかって上位表示を狙っている…ということになる。

だけどね、検索結果の表示順位なんて、検索サイトの中の人次第。くしゃみひとつで飛ばされる…なんて表現がされるほど、飛ばされる時はあっけなく上位表示されなくなってしまう。

考えてもみて下さい。

先程の「ゆめはてコム」での検索…

そもそも「ゆめはてコム」なんてキーワードで検索される人なんて、うちのサイト以外に興味ないですよね?

なのに@niftyでは1番に表示されていない。こんな事が起こりうるのが検索サイトの順位。

ただでさえそんなに不安定なのに、もっと多くの人が検索しているようなキーワードなんて、サイトの数もわんさかあるわけです。それこそ検索結果1ページ目に表示されるだけでも御の字。下手すりゃ10ページ以内に入れないこともザラ。

しかし、ウェブサイトの検索流入を考えると、その群雄割拠する検索機会の多いキーワードを狙って投稿して、上位表示されないことには検索流入の期待は見込めない…ということになる。

そもそも誰も「ゆめはてコム」なんてキーワードで検索なんてしませんからw

検索機会の多いキーワードの上位表示を奪い合って、時に検索サイトの中の人に嫌われない施策を施して…という運営についていけない時、他の流入口を考えたくなる。

そのひとつがSNSということになる。

例えばツイッター。

普段からちょこちょこつぶやきつつ、フォロワーさんを増やすべく、属性のあったアカウントさんにアプローチ(こちらからフォロー)しておくことで、じわじわ確保できるフォロワーさん。

で、エントリー投稿時には更新のお知らせとしてリンク付きのつぶやきをツイート。

すると、そのつぶやきからもサイトへのアクセスを作ることが出来るようになる。

ツイッターの何がスゴイ!って、拡散力。

フォロワーさんのひとりがリツート・いいねしてくれることで、自分のフォロワー数以上のアカウントへ向けてアプローチすることが出来る。もちろんリツイート・いいねしてもらえないことにはその恩恵に与る(あずかる)ことはできませんが。

なので、普段からのツイッターの活用が重要になる。

日々、面白いつぶやきをして、時にフォローワーさんのツイートに対していいね・リツイートを行う。

ツイッターをはじめ、SNSって結局の所、人と人との交流。

パソコンやスマホの画面の向こう側には無数の人の意識や感情が隠されている事を忘れないようにsなければならない。


検索流入以外にもSNS流入がひとつの柱として、サイトへのアクセスを導くことが出来るようになれば、Google検索のくしゃみに怯える日々は多少、和らぐのではなかろうか。

どちらかの流入ひとつに頼り切ってしまうのではなく、巧く両方の流入を促せるようになれば、もしも…の時のダメージは何割かに押さえることが出来る。

ただ、気を付けなければいけないのは検索流入とSNS流入とでのタイトルの付け方などに使い分けが必要になる。

検索流入を目当てにしたタイトルや冒頭文では、調べ物をしているであろう検索者が「これこれ!」と目に留めてもらえるように意識しなければならない。

しかし、ツイッターなどのSNSでは、流れすぎていくタイムラインの中で、ちょっと目についた時に「ピクっ!」と反応させるくらい興味をそそるタイトルをつけてやる必要がある。極端に言えば”なぞなぞ”にしてやる…などの答えを見せない書き方。

検索流入に対しては検索キーワードがタイトルや記事冒頭に明記されていないといけないのに対し、SNS流入には「なにそれ?」と思わせる事が大事だったりする。(もちろんそればっかり…というわけではない・あくまでもひとつの方法)

検索窓にキーワードを入力して表示させる…という能動的な行動に対してのタイトル・冒頭文と、流動的に流れてくる「タイムラインの中から見つけてもらう受動的な行動に引っかかりのあるタイトルとの使い分けが大切。

で、それを自分ができていたか?と自問するならば、意識していた割に全然できていなかったな…と反省。

検索流入とSNS流入の違いについて考えるのはタイトルや冒頭文だけではないかもしれない。本文そのものも、流入の動機を考えれば、調べ物に対してはしっかり回答出来ていないと失望されるだろうし、なぞなぞで引っ張ってきた流入に対して、答えを見た時のすっきり感・満足感が満たされていないと喜んでもらえない。

当然のことながら、サイトの中身が取説となぞなぞだけになってしまうわけでもなく、これら以外のタイプの投稿だって絡んでくる。様々な形態をとったエントリーへ、いかにアクセスを促すことが出来るか?この辺は検索流入が向いているのかSNS流入が向いているのか、巧く見極めて、タイトルや冒頭文を考えなければならなくなってくる。

なれないうちはこんな事考えながら書くって面白くないわけで、しかし意識していなければいつまでもこの辺の施策も身につかないわけで、この辺りを巧くバランスとりながら2年目の更新も頑張ってみたい…と思っております。

もぐってそんな事考えながら更新してるねんなぁ…なんて思っていただければ幸いです(笑)

でわでわ

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