ぎっしり歯ぐき – 眉村ちあき 〜全国流通アルバム発売

Music

眉村ちあきさんがトイズファクトリー、バックアップの下、全国流通アルバム”ぎっしり歯ぐき“を2019年1月9日に発売。

楽曲制作はiPadに入っているGarageBandで制作した…らしいw



ぎっしり歯ぐき – 眉村ちあき|iTunes Store

眉村ちあきと私

お恥ずかしい話、つい先程まで眉村ちあきさんの事を存じ上げておりませんでした。
そのつい先程…というのは開店早々に購入してきたサウンドデザイナーに収録されていたインタビュー記事を読んだのでした。

GarageBandで制作した楽曲でアルバム発売!って見出しに喰いつちゃいましたw

今回発売された”ぎっしり歯ぐき”の音源では過去に制作していた音源の一部チャンネルを差し替えての発売…ということらしい。打ち込み部分はGarageBandのデータそのままで、ギターや歌は新しく録り直しました…(サウンドデザイナー2019-02号P109より)とのことなので、打ち込んだMIDIデータはそのままやけど音色は差し替えられているのか?といった詳しいことは不明。

しかし、録り直しのギターでは、コードを忘れてしまった部分は古い音源からテイクを引っ張ってきたりしているので、その他の音色も多く残っているのかもしれない。(音源を聴き比べれば判るのだろうが、まだ楽曲を把握できていないwアカンで…30曲入りはw)

1日10曲歌って3日でレコーディングを終え、あとはミキサーの人に「よろしく!」ってお願いしておしまいです…って、ミキサーの人に丸投げ(笑)なので、音色の差し替えはミキサーさん次第…ってことですね。

iTunes Storeでは、昨年発売された自主制作時の音源も販売されていますが、各曲30秒ずつ試聴ができますので、ちょっと聴いていましたが、粗さはあるものの歌がしっかりと歌えていますので、曲を楽しむには充分なクオリティ。そりゃ”ぎっしり歯ぐき”に比べれば劣るのでしょうが、それをしちゃ無粋ってもの。なにせ22歳で何から何まで(レーベルも立ち上げ登記までされている…)自分でやってこられたのだから、まっすぐ受け入れなければなりません。

眉村ちあきとGarageBand

眉村ちあきさんがGarageBandを使い始めたのは、在籍していたアイドルグループが解散するちょっと前かららしい。GarageBandで遊んでいたんだそうな。最近になってLogicも使うようになってきたらしいのですが、Logicは難しいので勢いよく曲を創りたい時には、今でもGarageBandを使うのだそうです。

GarageBandばかりを使っていた頃の機材はiPadとヘッドフォンのみ。

プラグインやソフトシンセは買ったこともなければ使い方もわからない。

DAWの画面に並ぶ様々なツマミが全然わからず、GarageBandでも全てのツマミを理解できていないけれど、適当にいじっていい感じ!ってなるまで頑張るのだそうな(笑)

ギターを楽曲に取り入れるようになったのは2年程前からで、マイクは使わずにiPadの内蔵マイクで収録したらしいw

インタビューの仲で、自宅で歌を録る時はiPadの内蔵マイクで…と書かれているので、スタジオに出向いた時には58くらいは使っておられるのかもしれません。いや、知らんけどw

GarageBandの制約に不便は感じないのか?という問いに、眉村さんは、32個までしか音が重ねられないことと、曲の長さ制限やテンポを変えられない点に不満を感じておられるのだとか。しかし、それでもそんな時は別のファイルを立ち上げ、別々の曲として続きを創り、Logicでつなげる…という技を習得されたそう。Logicでは逆回転の音を作れるのが好きらしい。

インタビュアーのアレンジや音色の選び方にセンスを感じる…という言葉には、素直に喜びを言葉にし、さらにそれも適当なんです…と続ける。天才か!?

眉村ちあきと楽器

アイドル活動以前の音楽経験は小学生の時にトロンボーンを吹いていたのと小1の時に1ヶ月だけエレクトーンを習っていた程度…と、それほどびっしり音楽漬けだったとは言えない感じ。

今となってはすっかり鍵盤も弾けなくなっており、ギターで鳴らせるコードも数種類…ということらしい。曲を創る時は、何度もいろんなコードを試し、拾い集めているのだそうな。鍵盤が弾けるようになればもっと早く出来るだろう事は自覚しているが練習をする気がない…ときたもんだ(笑)

なので、楽曲制作のベースになるのは頭で描いた楽曲をGarageBandで再現する…というところに焦点があてられそう。
目標はビルボード全米1位…ということらしいので、ぜひともGarageBandで制作した楽曲で全米を制覇して欲しいものです。ホントに。

この人の行動力だと10年後には、本当に光が見えてきているかもしれない気がして怖いw

眉村ちあきの曲創り

新旧アルバムをザックリ聴いてみましたが、実に幅広いバラエティに飛んだ曲創りをされている。その辺のことを本人は本当に見よう見まねなんです。聴きかじりで何となく。といい切っている。やはり天才かw

曲創りの速さについては、本人にとっては特別なことではなく、なんでみんな出来ないのかな?って思っているそうで、考えよう!と勢いがつけば曲の完成形が頭の中で鳴り始めるらしい。モーツアルトかよw
(モーツアルトが書いたオリジナルの楽譜には書き損じや修正がないことから、採譜する時にはもう頭の中で完成しているのでは…と言われているのいないのって話をどこかで聞いた…映画”アマデウス”の中でサリエリも言ってたっけか)

考えれば思いつけるので、急いで作って!って言われればすぐに出来るし、明日のライブで新曲をやって驚かせてやろう!と思いついたら夜から作業を始めて朝には出来上がり、その日のライブでやっちゃったりもしてこられたらしい。

半笑いしてる場合ではない…マジ天才です。
広い視野で多角的に記録を取り、そして行動に移せるなんて、只者ではない。

まとめ

最後に眉村ちあきさんにまつわるリンクをまとめておきます。

眉村ちあきさんの会社
眉村ちあき (株)会社じゃないもん

トイズファクトリーの眉村ちあきさんのページ
眉村ちあき | TOY’S FACTORY

2019年1月9日発売全国流通アルバム

ぎっしり歯ぐき – 眉村ちあき|iTunes Store

眉村ちあきさんの音源一覧
眉村ちあき|Apple Musicプレビュー

Ad Link

Amazonで見る → “眉村ちあき”検索結果


眉村ちあきさんのインタビューはサウンドデザイナーより

Ad Link

サウンド・デザイナー2019年2月号
雑誌のFujisan.co.jp|雑誌・定期購読専門オンライン書店
サウンド・デザイナー2019年2月号


Amazonで見る
サウンド・デザイナー2019年2月号(特集:誰でもできる新作曲法)[雑誌]

タイトルとURLをコピーしました