アコースティックギターに張る弦のゲージについて悩んでおります。自分の中にあるアコースティックギターが持つ音色のイメージなどを再確認して、あれこれボヤいてみたいと思います。
アコースティックギターに求める音色
その昔、長渕剛さんが歌の中で「♪だから僕のギターにはいつもヘビーゲージ♪」なんてことを歌われておられましたので、いつのまにかギターにはヘビーゲージの弦を張るものだ…なんて刷り込みがされていた気がします。
しかし、実際のところ手にするアコースティックギターにはライトゲージの弦が張られていたりする。
ところがですね、何かの番組(放送された時代は昭和w)で弾き語りをされる長渕剛さん(曲は「Don’t Cry My Love」だったはず)のギターの音はその番組以降、聴いたことがない。
聴いたことがない…というのは、その後、テレビで弾き語りをされる長渕剛さんを見かける機会に恵まれなかったことももちろんのこと、その時の長渕剛さんが弾かれていたギターの音色をその番組以外で聴いたことがない…ということ。
ということは、やはりあのギターにはいつもヘビーゲージが張られていたのか?
やけに艶があり、張りが感じられ、低音から高温まで豊かな倍音を含み、長渕剛さんの歌を包み込んでいた。
今でこそ、不自然なリバーブは聴き分けられて大嫌いだったりするが、その当時は騙されていた可能性が否定できない。
そもそも、その当時はまだギターなど手にしておらず、完全に脳内で再生されている音に対するイメージですので、それなりの脚色がされているとは思いますが(笑)
それでも今、アコースティックギターに求めているのはその音色だったりする
ギターの音色を形作るもの
アコースティックギターというのは、エレキギターと違いその楽器そのものの持つ音色が重要
使われている材料や弦、なんなら弾き手の指先にまでも影響されその音色が出来上がると思われる。
ちなみにエレキギターに関しましては、ギター本体はもちろん、アンプやケーブル、その間につなぐエフェクター諸々の影響を受けますので更にやっかい(笑)
先程、テレビで見た長渕剛さんのお話をいたしましたが、この場合、スタジオで使用されている機材にも影響され、なんなら目の前でその番組を再生しているテレビのスピーカーによってもどこかの帯域が削られる恐れは否めないので、印象くらいは影響されると思われる。
もうそんなことを言っているとキリがないのでこの辺でヤメw
でもね、当時自宅にあったテレビは現在と比べればどうしても質は落ちる。ましてやテレビ本体に備え付けのスピーカーから流れてくる音ですから、これもまた期待はしてはいけない。そんな環境で聴いたあのギターの音…。欲しい!
欲しいなら調べなさい!ってことでちょっと検索してみましたが、結論から言いますと現在ではライトゲージを使用されておられる様子。
その昔、アマチュア時代にはライブのたびに弦が切れてたまらんかった…という愚痴を何かのインタービューで答えていたらしい(ソース不明…らしいのソース元はこちら)ので、以前はヘビーゲージを張っていたかも?ってことらしい。
もしも、あの番組の時点でライトゲージを張ったアコースティックギターを使用していて、あの音が出ていたというのはギター本体のみならず番組制作陣のセンスが大きかった…ということなのか?
まとめ
この一年ほど、指先を鍛える意味も込めてミディアムゲージを張っていたのですが、やはりどうにも指先が痛い(笑)
一時間ほど弾いていると、もうそれ以上弾いていられなくなっていました。
で、最近ライトゲージを買ってきまして張り替えてみましたら、まぁ弾きやすいのなんのってw
ついつい調子に乗って二時間も三時間もギターに触れていることが増えました。
そんなことをしているから、ただでさえここの更新が滞っているというのにさらにペースダウンになってしまっていた…という。
(*´▽`*)
ギターの弦というのは、実はそのギターの強度にも照らし合わせなくてはなりません。
もともとライトゲージを張る前提の強度しかないギターにミディアムゲージ以上の太いものを張ってしまうとネックの反りやブリッジの剥げにつながる為、やってはいけない行為だったりする。
じゃ、このギターにはどのゲージを張ったらいいの?という疑問…
それは購入時に、ちゃんと確かめて買うことをおススメいたします。後になって資料がすぐに見つかるとは限りませんし、そもそもそんな資料がご丁寧に用意されているかどうかもわたくしには判らん。なのでプロ(店員さんの中でもちゃんとギター詳しい方、時々解っているフリをする方もいらっしゃるのでご注意!)にしっかり確認をしてください。
当のわたくしは…といいますと、そもそもフレット音痴のもらい物だったりしますので、まぁそのうちミディアムゲージにもどすかな?といった感じ。
ヒトコトにミディアムゲージといいましてもブロンズやらフォスファーブロンズだとか諸々あるようなので、その辺でとっかえひっかえしてみようかと思います。
何の参考にもならないお話に終始してしまったようで申し訳ございませんw