Waves PRS SuperModels に含まれる3タイプのアンプモデルのうち、「Dallas」の音色プリセットからそのサウンドを聴き比べてみましょう。
聴き比べ用音源に使用したギターは、ここでは毎度お馴染み「なんちゃってストラトHS-1乗せ」となります。
DAWソフト「Studio One」にモノラルトラックを作り、このPRS SuperModelsだけを挿して作りました。
コンプ・リミッター、イコライザーといったエフェクトは一切使いませんでした。その点を踏まえてお楽しみいただければ…と思います。
Dallasプリセット試聴音源一覧
とりいそぎ、このページに載せている音源を一度、ここに一覧で貼り付けておきます。聴き比べにはそのほうがべんりかな?と思いまして。
Initial Crunch
Initial Crunch Boost
Dave Martone >> Crunch Picking
Dallas 歪み系プリセット
Initial Crunch セッティング詳細
まずはDallasアンプ、歪み系プリセットから「Initial Crunch」を。プリセットリストでもグループ分けされることなくリストの2番目に陣取っています。
それでは音色をご確認下さい。
セッティングはこちら。
昔スタジオで触ったアンプ(今思えばマスターボリュームがなかったのかもw)では、これくらいしか歪んでくれなくて、ハード目のロックをやるならディストーションやオーバードライブのペダルは必至だった…あの頃を思い出しちゃいましたw
これくらいの歪みであれば、弦を4本以上鳴らしてもコード感を失うことなく演奏できると思います。テンションコードもイケるかも。畑によってはこれくらいの歪みでトーンをいじれば巧くハマるのではないでしょうか。
Initial Crunch Boost セッティング詳細
せっかくブースト機能がついていますので、プリセット「Initial Crunch」のセッティングそのままにブーストをオンにしてみました。
それでは音色を確認してみて下さい。
セッティングはこちら。ブーストの隠れノブのゲインをMAX、Lebelを半分にしてみました。シェイプはもしかしたら画像と違う位置にしちゃったかもしれませんw
「Initial Crunch」の控えめな歪みにブーストを加えてやると、それなりに歪んでくれました。これくらい歪んでくれればロックっぽい畑でもイケるのではないでしょうか。
セブンスコードくらいまでならストロークしてもいい雰囲気出してくれると思います。
ギターが控えめアレンジのオケならば、この音でリードを弾いてやると色気のあるフレーズが弾けるかと。
Dave Martone >> Crunch Picking セッティング詳細
歪み系プリセット、締めくくりはDave Martoneグループから「Crunch Picking」です。
それでは音色をご確認下さい。
アンプのボリュームもMAX、ブーストのゲインもMAXと、Dallasアンプ最大の歪みがこちらになります。
歪を求める方にとっては全然物足らないのでしょうが、ホドホドの歪みを求める方にはここまでくればウルさすぎかと思います。トーンを巧くいじってやることで歪みに頼らない存在感のある音色を聴かせてくれると思います。
SONICWIREさんのサイトでもデモ音源が用意されていました。ご参考まで。
「PRS SUPERMODELS」 | SONICWIRE