YAMAHA C7をモデリングしたピアノ音源、Sound Magic「Piano One v5.0」 が無料で配布されています。
無料配布中なので、気になった方はさっさとダウンロードすればいいのですが、それでもやはり手に入れる前に音は確かめておきたいもの。
ということで、試聴音源を用意いたしました。
ざっくりPiano One
無料で配布されているPiano Oneは、無料であるにもかかわらず、そこそこ音作りに自由度が用意さている印象。
無料で手に入る音色ファイルは1種類なのですが、パラメータがいくつも用意されているので、かなり幅広い音作りが可能です。
操作パネルを見渡すだけでも、なかなかでしょ?
リバーブ、ノイズ、ダンピング、スタイル、レゾナンス、ハーモニクス、トーン、パースペクティブ(遠近)、チューニングシステム、キーダイナミクスと10種類ものモジュールがあり、リバーブやスタイルにはガラッと雰囲気を変えてくれるスタイルがいくつか用意されている。
またひとつの音色ファイルにもかかわらず、16種類ものプリセットが用意されていることが、設定の幅広さを物語っている。
プリセット試聴
16全部はちょっとキビシイので(笑)かいつまんで一部のプリセットで音源を用意いたしました。
ショパンの子犬のワルツの後半切りの良いところをPianoOneのプリセットで聴き比べてください。
デフォルト
Concert Grand
Jazz Piano
Gospel Piano
Live Rock
Live Hall
Pop Music
New Age
Piano One をダウンロード
Piano Oneのダウンロードフィアルはひと癖もふた癖もあって、慣れない人はつまずいてしまうかもしれませんので、かならずこちらの動画を確認してからダウンロードして下さい。
見慣れない圧縮ファイルだったり、Windows用とMacOS用のファイルが一緒になっていたり、ピアノの音色フィアルは立ち上げ後改めて読み込まなければいけなかったり、なかなかのクセモノです(笑)
動画が以前のヴァージョンのものなので一部違っている部分がありました。
ダウンロードページのアイコンは、先程(2019/01/12現在)確認しました所、1つになっています。
リンク先のページを一番下までスクロールしましたら、ちょうど画面の左上に緑色の矢印をまとったストレージのアイコンがあるとおもいますので、そこをクリックして下さい。
アイコンをクリックしますと別窓でページが開き、30秒後にダウンロードが始まります。(多分その30秒はお知らせを読んでね…ってことだと思いますw)
Piano One ダウンロードページ
→ Piano One – SOUNDMAGIC
インストールが完了して、DAWを立ち上げたら、音源の名前が”Neo_Piano”なんてなっていますのでご注意を。まぁディレクトリ名がSOUNDMAGICなので感のいい人はすぐ見つけるか(そう…私はしばらく探したw)。
インストール直後や、DAW起動直後にはパネルにピアノが表示されていないので、その枠(画像の赤枠内)の辺りをクリックして、音色ファイル(ファイル名”Piano1.ins”)を読み込んでやって下さい。(ピアノの絵が表示されたら音が鳴ります。)
私見
ピアノ単品で聴かせる楽曲に…ということになると、やはり有料で音色ファイルのサイズがどっしりした方が強いのでしょうが、他の楽器と並べてアンサンブルのひとつ…として鳴らすピアノとしては充分使える仕上がりになっているのでは?と思います。
DAW付属のピアノ音源も最近は充実した音色を持つ音源が付いてきますが、ちょっと雰囲気を変えたいな…という方には試しに使ってみると面白いと思います。
私は個人的にガンガンに歪ませたギターの音と、ピアノの音はとても相性がいい!と思っておりまして、とはいえピアノ単体で成立するほどリッチな音源ではギターとぶつかってしまう音像がどうしても出てしまうので、このPianoOneくらいタイトに仕上げられている音色は好印象に受け止めています。
マイクを自由に切り替えられない…とか、オフマイクを移動できないとか、エフェクターが物足りないとか、そういった後から音色に手を加えるつもり満々の方は、しっかりとしたピアノ音源を購入される方が幸せになれると思います(笑)
それでも、無料音源なのに音色ファイルは1GB近くありますし。
ここで聴いた音色で印象が良かったなら、ぜひぜひ手元で試してみて下さい。
Piano One ダウンロードページ
→ Piano One – SOUNDMAGIC
でわでわ