近頃、ハードウェア系ギターアンプシミュレーターの新登場が目立っているようですが、ちょっと見比べてみようと思います
大きな特徴といいますか、根本的な違いとしてアナログ系 or デジタル系という回路の違いに着目
ここの好みだけで選択は決定する人もすくなくないかもしれませんが、まぁ、一度見てみましょう
パソコン使うなら……
パソコンの中で使用するシミュレータとしてはおよそOVERLOUDのTH-Uって定まってきた(しっくりコない場合はBIAS FX2も試す)昨今、パソコンの中では……って前提ならこのどちらかで全然文句はない(笑)
→ Overloud TH-U Premium
ハードウェア系ギターアンプシミュレーター
しかし、これ、外に出て演奏を……なんてことになれば(今のところ予定はないw)パソコンやオーディオインターフェイスなどのハードをあれこれ持ち出して、現場で接続してあれこれ調整して……なんてことやりたくない(笑)
こんな時、ハード系(フィジカル系?)のアンプシミュレーターはすっきりしていていいな!って思うわけです
ハード系アンプシミュレーターの老舗といえばキャビネットを直接鳴らすことも出来るケンパーなんて素敵じゃない
ハード系アンプシミュレーターのパイオニアといえばLINE6も忘れちゃいけない
POD2には大変お世話になりました
(あとSONIC PORT VX [廃盤] もw)
とはいえ、どちらも気軽にコンビニに行くようなノリで買うわけにはいかない価格帯(笑)
サウンドハウスで「アンプシミュレーター」と検索をしていますと、知らぬ間にこんなにたくさんの製品が発表されていたんですねw
まぁ、私はすっかり時代から置いていかれておりますが(笑)、そんなわたくしが目を引かれたのがこちら↓
まず、アナログ系……
次にデジタル系……
検索一覧には様々な価格帯の製品が並んでおりますが、ここでは値段より情報からこれら2製品に辿り着きました
価格帯、形状ともににたりよったりのクラスでの比較なのですが、大きな違いは冒頭でも申し上げた通り、アナログ回路かデジタル回路か
また、選択肢の多さ・少なさも比較の指標になりそう
DSM / SIMPLIFIER X の方は、筐体に見えるノブやスイッチからの組み合わせ(側面にリバーブあり)から選ぶのに対して、HOTONE / AMPERO II STOMP の方は、液晶パネルから階層をどんどん潜ることが出来るので、かなり多彩な音色調節が出来そう
「だいたいそれっぽ音がでりゃエエねん!」とか、「音色は指先で作るんじゃぁ!」って人は前者(笑)
あらゆる音色を試してみたい!って人は後者
そんなチョイスもありですかね
やっぱりKemperがいい!って人は
最近このクラスも出てますからこちらを選ぶのもありですかね
ヘッドフォンで自宅練習
最後に冒頭の趣旨とは離れてしまいますが、PCは使いたくないけどそれっぽい音で練習したい!って人におすすめのアンプシミュレーターをば
だいたいそれっぽい音が出てくれればいい!って人はフェンダーから出ているこのアンプシミュレータはいかがでしょう
もっとしっかり音色調整がしたい!って人は、新たに登場したこちらはいかがでしょう
USB-C端子でモバイル機器に接続してアプリで調整できるようになりました
フェンダーより一足先にアプリによる音色調整を実現していたモデルの後継機も要チェックかも
ヘッドフォンをしながらギターを弾くことに抵抗がなければ、それなりの音を楽しみながら練習に望めます
まとめ
ハードウェア系のギターアンプシミュレーターも、検索をして一覧を見てしまうと目移りが止まらなくなってしまいそうなくらい多くの製品がありますが、用途を絞ることで悩む気になれるくらいにはなりそう(笑)
アンプを通した音を聴きながらの練習って、意外と重要
だって、エレキギターの音っていうのは、アンプを通ったあとの音なのだから
夜、自宅で練習する際って、ついついご近所迷惑を考えて生音でやりがちですが、ミュートのかけ具合やカッティングのキレ、チョーキングのニュアンスなどなど、アンプを通すと印象の変わる奏法がたくさんあるエレキギターですから、可能な限り、アンプを通した後の音を確認できる環境は整えておきたいものです(フレーズやスケールを覚える時くらいは生音でもいいでしょうけどねw)
でわでわ