IK Multimedia社のフィジカルモデリングベース音源「MODO BASS」より、ベースモデル「Modern J-BASS」の音色をご紹介。
モダン…というくらいですから、最近製のジャズベってことだと思いますw
まだまだ4本目w
それでは早速行ってみましょう!
【MODO BASS】Modern J-Bass
最近のフェンダー・ジャズベースをモデリングしたと思われる「Modern J-Bass」も、これまでのようにフィンガーピッキング・ピック弾き・スラップ奏法でご確認いただこうと思います。
ジャズベースそものもに興味を持たれた方はベース博士のページが解りやすく整理されていたのでご参考まで。
→ フェンダー・ジャズベースの選び方/各年代毎のモデル【ベース博士】
デモ1〜指弾き〜
今回はModern J-Bassということで、何年製といった条件は不明。まぁ、最近のジャズベってことでお願いしますw
フィンガーピッキングのオルタネイトを選択。ちなみにここのタブで音の途切れる時に鳴る「ブリッ」てノイズ(伝わりましたか?)や、スライドの際に生じるフレットにこすれる際に生じるノイズの飲料を調整できます。
チューニングはレギュラーチューニングで、弦高はスタンダード。
弦はラウンドワウンドのミディアム。AGEはこれまで同様「Broken in」でやや弾き込んだ感じ。
ピックアップはリア・フロントを共にフル10でミックス。トーン・ボリュームも共にフル10。ちなみにMODO BASSではピエゾピックアップという磁気ではなく振動で音を拾うタイプのピックアップも選ぶことが出来る。(現物のベースであればパーツを乗せなければならない)
エフェクターは今回もコンプレッサーのみがアクティブ。
パラメータはコンプ=1.8、ボリューム=8.0。
今回もアンプは石タイプ。セッティングは恒例の画像参照でお願いしますw
(クリックで別窓拡大表示出来ます)
以上のセッティングで演奏させたのがこちらの音源。(テンポ=167)
4弦開放のE、4弦5フレットのA、3弦開放のAを弾いたものを繰り返しています。
今回もこれまで同様、ベロシティは均一に演奏させている。
音量の強弱は付きませんが、トーンに変化が含まれていることで、ワリと自然な感じに聞こえると思います。
’60s P-Bassのフィンガーピッキングと比べてみましょう。
デモ2〜ピック弾き〜
引き続き、ベースやアンプのセッティングはそのままに、ピックを使ったプレイで音源をご用意。
プレイスタイルをフィンガーピッキングのオルタネイトからピック弾きに変更した以外はそのまま。
オルタネイトピッキングによるプレイがこちら。
’60s P-Bassのオルタネイトピッキングと比べてみましょう。
続いてダウンピッキングのみでプレイしたものがこちら。
こちらも’60s P-Bassのダウンピッキングと聴き比べ。
デモ3〜スラップ奏法〜
続いてスラップ奏法による音源をどうぞ。(テンポ=107)
スラップ奏法もこれまで同様のフレーズを弾かせています。(やっぱりかっこ悪いw)
これも’60 P-Bassと比べておきましょうか。
どちらも、こんなフレーズを打ち込んでいます。
(クリックで別窓拡大表示出来ます)
真ん中と最後(画像では右端1小節)にEメジャースケールを駆け上がるところでは、ハンマリングとスライドを交えてやっています。
まとめ
今回も、これまで同様音源はすべて、MODO BASSから出てきた音、そのまま。エフェクターは一切使っていません。
Modern J-Bassというだけあってか、このベース辺りからスラップ奏法による音も、雰囲気馴染んできたのかな?という気がしています。アンプやエフェクターのセッティングで、もっとイカツイフレーズを聴かせてくれるのでしょうが(笑)
指板がメイプル材…というのも垢抜けた雰囲気に一役かっているのかもしれません。(それをいうならボディ材にも着目せんかいw)
でわでわ