選択したスケールで構成されるコードを提案してくれて、そこからお好みでチョイスしてコード進行を組み立てるScalerが3になって登場
3では、コードの提案やフレーズのチョイスに加えて、VSTやAUなどのプラグインを読み込むことが可能になった
また、スタンドアローンで使うこともできるので、DAWから立ち上げずとも直接Scalerを触ることが可能に
更に詳しく見ていきましょう
購入はこちら(AdLink)
PluginBoutiqueで見る → Scaler 3 – Scaler Music
Scaler3 アップデート内容
・Build Progressions
ドラッグアンドドロップでコード進行を組み立てていく使いやすさはそのままに、迷ったときのサポートが充実しました
・VST/AU Hosting
サードパーティー製プラグインを読み込むことができるようになり、お好みのサウンドでコード進行を構築するだけでなく、Scaler3の中で音創りまで完結させることが可能に
・Multi-Lane Timeline
コード、メロディ、ベース、フレーズ用の専用レーンが用意され、コード進行以外のパートも構築することが可能に
マルチレーンタイムラインについてはこちらの動画をどうぞ
・Standalone App
これまで同様DAW内での起動はもちろん、スタンドアロンとして独立したScaler3
プラグインホスティングやマルチレーンタイムラインの充実により、さらに作曲ツールとしての機能を搭載
・Explore Page
Exploreページも更に充実
各種ジャンルやフィールに分類された実験的なコードを提案してくれます
その他、これまで実装済みの機能の充実やユーザインターフェイスの改善
まったく別のアプリといってもいいほどのアップグレードを体感してください
インストール時の気づき
さっそくアップグレード版を入手してインストールしました
が(笑)
インストール作業の終盤、VST/AUプラグインの読み込みをするのしないの?って聞かれて、予備知識として今回プラグインの呼び出しに対応したことを知っていたのでやったわけです
すると……………
終わりません(笑)
小一時間はかかっています
ってか、このページの執筆をはじめてから今をもって終わりませんw
はたしてあとどれだけ待たされるのでしょう(ワシの所だけ?)
その後、無事読み込みが終わりまして起動してみましたが、起動時にプラグインの読み込みは行われませんでした
(追加のプラグインはどこかから手動で読み込むものと思われます)
スタンドアロンとしての実力
インストールが終了して、真っ先に確かめたのはエクスポート機能
これまではドラッグアンドドロップで組み立てたコード進行をMIDIでDAWに移動させる方法でしたが、今回、ScalerMusic制作の動画の中で、MIDIではなく音にして出力できるような紹介があったわけです
しかし、いかんせん英語にハリボテの翻訳(笑)
確信に至らず、手元で確認したかったんです
で、その結果は……………
出来ました
色々とチョイスできます
サンプリング周波数は4段階
ビット深度は3段階
アンチクリップはオン/オフ
最後にエクスポートレンジ(これはよく意味が分かりませんw)
一応、出来る……と言っておかなくてはいけない
つまり、いろいろと不満はあるわけです(笑)
一番の不満は、Scaler3の中でミックスされた音がひとつのファイルでしかエクスポートできない点
パラアウトできたらよかったのになぁ……なんて思うわけです
とはいえ、一応、エフェクトのプラグインも立ち上がるので、ここでがっつり仕上げてからエクスポートすればいいやん?ってことなんでしょうね
とはいえ、エクスポートしたファイルをDAWに放り込んで、さらに重ねていくかもしれないわけですから(ドラムパートは完全にDAWで重ねるわけで)、やはりバラでエクスポートしてほしいなぁ……(そのうちアップデートしてくれないかなぁ)
ちなみにMIDIでの出力であれば、これまで同様ドラッグアンドドロップでDAW上にデータを移動できます
〆
先代のScaler2からUIも随分変わりましたし、一度はどの機能がどこの場所に配置されているのか、確認は必要になるわけで、この試練を乗り越えるまではオロオロしながら操作することになりそうです(笑)
まぁ、そのうちホイホイ触れる様になりましたらまた追加でご報告させていただきます
とにかく、作曲ツールとしては随分充実してきたと思います
買ってよかったとわたしは思っております
でわでわ
購入はこちら(AdLink)
PluginBoutiqueで見る → Scaler 3 – Scaler Music