WAVES H-EQ Light(Lite)

レビュー

WAVES H-EQ Light(Lite)に関する情報が見当たらなかったのであれこれ調べてみました。
2017年春からの追加コンポーネントらしい…。

WAVES H-EQ Liteとは

2017年4月にアップデートされたv9.91から追加されたH-EQのライトモデル。アナライザーとアナログセクションを割愛することでCPU負荷を軽減。
Waves 最新バージョンのご案内 Waves Central V9.91 | Media Integration, Inc.

H-EQを購入するとついてくるので、H-EQをマスターに挿して、H-EQ Liteを必要なトラックに挿しまくる使い方でCPUへの負荷を軽減できるかも。

検索してみてもいかんせん英語情報ばかりではかどりません(笑)

H-EQにも新機能

メディアインテグレーション社のサイトによりますとH-EQにも改良が加えられた様子。

H-EQ: 新しいソロ機能 – パラメトリック・バンドのFrequency、Q、Gainをタッチすることで一時的にソロ有効化が可能に。個別帯域の処理をチェックする際に有用。通常のラッチ・ソロはソロ・ボタンを使用。
H-EQ: 新しいSmooth機能 – 過去バージョンのH-EQにおいて、いくつかのパラメーター操作で発生するノイズを除去。過去バージョンのH-EQで作成されたセッションではオフに、新しいインスタンスを作成する際は自動でオンに設定。
Waves 最新バージョンのご案内 Waves Central V9.91 | Media Integration, Inc.より

経緯

最近になってH-EQを手に入れまして「さぁ!使いまくるぞw」と張り切ってプラグイン一覧を覗いてみると、何やら思っている以上にH-EQの名前が並んでいる。

「なんで?」と驚いてしまいましたよ。

で、何が「ライトなの?」ってなりますよね。

機能改善が加えられたのだとしたらこっそり中身を入れ替えればエエのに…なんて思いましたが、改善が加えられてもなお以前のバージョンが捨てられない理由があるのか?なんて思いますと、調べて納得しないと落ち着かない(笑)

で、まずは違うトラックにH-EQとH-EQ Liteを挿して並べて比較。

並べて比べれば一目瞭然w

アナライザーのスイッチやアナログ機能辺りのスイッチがない。
これじゃぁこっそり入れ替える…なんてワケにはイカンわなぁw

その辺の機能を省いたから負担がかかりにくいよ…ってことなのか?と想像したところでメディアインテグレーション社他いくつかの英語のサイトに辿り着きました。

ホント、日本語の情報が少なくて困っちまったぜw

H-EQは「パテ盛り・ヤスリがけ」の掛かる前と掛かった後のアナライザ画面が重ねて見ることが出来ますので、ホント初心者には助かります。で、見なくて良くなってきたらLiteを使えば負荷もマシになる。

アナライザ画面が必要無くなったとしても、H-EQ Liteでも各帯域EQモデルを7種類の中から指定できるのは重宝すると思います。

まとめ

H-EQ自体はそこそこ古いモデルのようで、最新のプラグインの中にはもっと効率的なイコライザなんてものもあるのかもしれませんが、それでも一世を風靡して多くのスタジオで採用されているプラグインブランドの製品に触れられる機会にリーズナブルな価格帯で恵まれるのはありがたい経験です。

まだイコライザーの扱いに不慣れな方は、このH-EQ…ちょっと偏ったバンドルにしか含まれませんので、セールで見かけた際にはさっさと手に入れられた方が幸せになれると思うな。…なんちってw

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