iZotope Ozone8をスタンドアローンで使ってみた

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iZotope Ozone 8 がスタンドアローンで利用できるので、実際に使ってみました。

DAWに挿して使うのと、スタンドアローンで使うのとでどう違うのか?

気になっていた人はどうぞ!

※気付いたこと※
・Ozone8は16曲までしか入らいない…かもしれない。
・Ozone8はmp3やm4aでも取り込める。
・Ozone8でmp3に変換して吐き出せる。
・複数曲の同時リリースの場合、曲を並べて作業できるのは便利
・今回に限ってかもしれませんが、アシスタント機能でエフェクターをあれもこれも…と使うことはなかった。

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今回やること

Ozone8がスタンドアローンで立ち上がる…ってことは、DAWを開くことなくOzone8を主体に作業が出来る。つまりOzone8に2mixの楽曲を放り込んで、加工して吐き出してやろう…ってことです。

今回はBEATLESの「AbbeyRoad」アルバムを放り込んでやって、加工後、吐き出してみたいと思います。
BEATLESの音源を使っているのでここでは音については紹介できません(笑)。あくまでも操作画面の使用感をお伝えするのが今回の目的。

BEATLES辺りの時代には少なくなかったわたしの嫌いなステレオミックス…ベースが片耳だけから聴こえたり…ドラムが片耳だけから聴こえたり…メインボーカルが片耳だけから聴こえたり…というステレオミックスが苦手なの。

なので、今回はステレオトラックをモノラルトラックに変換しつつ、Ozone8のアシスタント機能による加工を施し、吐き出してみたいと思います。

楽曲の取り込み

Ozone8の起動直後がこちら。

左上のところに[+]マークがありますので、そこをクリックすると楽曲データを取り込めます。

まとめて16曲、放り込んでやりました(笑)

いや、ちょっと待て…17曲ちゃうんかい?

改めて17曲目の「17 Her Majesty」を入れようとしても受け付けない…もしかしたら16曲がOzone8の上限なのやろか?
まぁ、入らないものは仕方ないのでこのまま進めます。

楽曲の音声加工

波形の上のところにタブが並んでいます。ここから楽曲を選択して加工してやる。

まずはステレオ音源をモノラル再生に切り替え。

続いてマスターアシスタントを起動。

今回は「CD」→「Medium」で設定。

ここまでの手順(モノ設定・マスターアシスタント機能)を全ての曲に繰り返して施してやります。
(「Because」「Polythene Pam」「She Came In Through The Bathroom Window」の3曲はステレオのまま)
全ての曲に加工が施せたらエクスポート。

メニューから「エクスポートオーディオファイル」を選択。

「オールトラックス」が選択されている事を確認して、各設定を確認します。

このエクスポート機能では「WAV」「AIFF」「MP3」「AAC」が選択可能。

ここではmp3を選択して吐き出してやりました。

吐き出したmp3の波形を元の音源を比較して見るためにStudio Oneに放り込んでみました。

ビフォア・アフター波形比較

まずは加工前。

そして加工後。

一応別窓表示で拡大出来るのですが、拡大しなくてもなんとなく波形が太くなっているのがお判りいただけるでしょう。

Ozone8で使われたエフェクター

Ozone8に取り込んだ音源に対してアシスタント機能が施したエフェクト処理の内容を一部見ていきましょう。

まずは1曲目の「Come Together」。

Come Togetherにかけられたエフェクター

「Come Together」に使われているエフェクターは波形の下の欄に並んでいます。

「Equalizer」「DynamicEQ」「Maximizer」の3つが使われています。
(「Dynamics」も表示されていますが使用されていません)

イコライザーの操作画面を見てみましょう。

・334.61Hzに0.5dB緩いQカーブでブースト。
・5573.6Hzを緩いQカーブで-0.6dBカット
・14804HzにHighShelfで2dBブースト。

続いてDynamicEQの操作画面。

操作画面内の数値が見えにくいので表にしました。

最後にマキシマイザー。

・Mode : IRC IV – Transient
・True Peak : Celling=-0.3dB Threshold=-9.2dB
・Character=1.40
・Stereo Independence : Transient=10% Sustain=10%
・Transient Wmphasis : Amount= – – –

おまけ

Ozone8から吐き出したmp3はその後、Studio Oneのマスタリングツールの方へ放り込んでやり、最終的な仕上げを行いました。

で、イヤフォン・ヘッドフォンで聴くことが多いことが確定していますので、HPL2 Processorプラグインをマスターエフェクトとして挿しています。

最後にiTunesへ取り込んでやって、あとは聴くだけ(笑)

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でわでわ

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