Blue Cat’s Audio の Re-Guitar と BIAS FX 2 のGuitar Match による、音の聴き比べをしてみましょ。
Re-Guitar と BIAS FX 2 のGuitar Matchの両方の歪んだ音色もクリーントーンもこのページでまとめて比較できます。
BIAS FX2に搭載されたGuitar Matchという機能は、ちょうどBlue Cat’s Audio の Re-Guitar とバッティングするわけで、やはりどちらがどう?って気になると思います。
そこで、今回はBIAS FX2のスタンダードグレードで使用できるモデルレスポール ’57 Goldtop Resissue とストラトキャスターVintage SHR Antique の2種類と、Re-Guitarで聴き比べてみましょう。
まずはクリーントーンから。
クリーントーン聴き比べ
聴き比べする元の音源はこちら。
使用ギターはHS-3というピックアップを搭載したなんちゃってストラトキャスター。
Eメジャーコードをアルベジオしたものと、カッティングちっくなフレーズを続けて弾いています。
アンプシミュレーターはBIAS FX2に収録されている’67 Blackface V2 を使用。
つまみやらの設定は触らず表示されたそのままで鳴らしています(笑)
シングルコイル対決
ストラトキャスターVintage SHR Antique
BIAS FX2からはストラトキャスターVintage SHR Antiqueで鳴らします。
アンプシミュレーターはBIAS FX2に収録されている’67 Blackface V2 を使用。
Re-Guitar Single Vintage
続いてRe-GuitarからSingle Vintageで鳴らします。
アンプシミュレーターはBIAS FX2に収録されている’67 Blackface V2 を使用。
シングルコイルのクリーントーンをまとめてどうぞ
アルペジオの部分ばかりをつなげてみました。
エミュなし→BIAS FX2→Re-Guitarの順です。
カッティングもどきの部分だけをつなげてみました。
エミュなし→BIAS FX2→Re-Guitarの順です。
ハムバッカー対決
レスポール ’57 Goldtop Resissue
クリーントーンのハズが、明らかに歪んでしまってます(笑)それだけこのピックアップにパワーがある!ってことでしょうか。ちなみに元々の音源に対して-8dBほど音量を下げていますwだいぶ音デカいですw
アンプシミュレーターはBIAS FX2に収録されている’67 Blackface V2 を使用。
Re-Guitar Classic Bucker
続いてRe-GuitarのClassic Buckerで鳴らします。
こちらもBIAS FX2のハムバッカー程ではないにせよ、-2.3dB下げています。
アンプシミュレーターはBIAS FX2に収録されている’67 Blackface V2 を使用。
ハムバッカーのクリーントーンをまとめてどうぞ
アルペジオの部分ばかりをつなげてみました。
エミュなし→BIAS FX2→Re-Guitarの順です。
カッティングもどきの部分だけをつなげてみました。
エミュなし→BIAS FX2→Re-Guitarの順です。
歪みトーン聴き比べ
続いて歪んだ音色を聴き比べ。
Re-Guitarの歪んだ音をチェックした時の音源を使いまわしです(笑)。
これ↓はピックアップエミュレートをどちらも使っていません。
アンプシミュレータをBIAS FX2のクランチカテゴリーからOverdriven JM45をチョイス。
シングルコイル対決
ストラトキャスターVintage SHR Antique
BIAS FX2からはストラトキャスターVintage SHR Antique をOverdriven JM45で鳴らします。
Re-Guitar Single Vintage
続いてRe-GuitarからSingle Vintage をOverdriven JM45で鳴らします。
シングルコイルの歪みサウンド、まとめてどうぞ
ピックアップエミュレートを使用しないものと、シングルコイル歪みトーンの2種類の音源をまとめてみました。
エミュなし→BIAS fX2→Re-Guitarの順です。
ハムバッカー対決
レスポール ’57 Goldtop Resissue
まずはBIAS FX2からレスポール。
アンプシミュレータはBIAS FX2のOverdriven JM45を使用。
もうクランチというよりもすっかりハイゲインですねw
Re-Guitar Classic Bucker
続いてRe-GuitarのClassic Bucker。
アンプシミュレータはBIAS FX2のOverdriven JM45を使用。
ハムバッカーの歪みサウンド、まとめてどうぞ
ピックアップエミュレートを使用しないものと、ハムバッカー歪みトーンの2種類の音源をまとめてみました。
エミュなし→BIAS fX2→Re-Guitarの順です。
まとめ
今回比較してみて感じたことは、Blue Cat’s AudioのRe-GuitarよりもBIAS FX2のGuitar Matchの方がパワフルであること。
また、Re-Guitarの方はピックアップのエミュレートに対し、Guitar Matchはギター全体をエミュレートしているっぽい。
(これはそれぞれの音色のチョイス画面からの推測)
また、Re-Guitarの方は、つないだギターに近いタイプのピックアップの音を元の音に近づける調整をするのに対して、BIAS FX2のGuitar Matchは、つないだギターの各ピックアップ毎に0フレットから12フレットまで2フレット間隔で1〜6弦の各音色をプロファイリングする必要があるため、はじめだけ少々面倒くさい(笑)
また(三度目w)、Re-Guitarはピックアップエミュレート専門のプラグインだけあって、これ1つ手に入れれば、エレキギター18種とアコギ9種の音色を手に入れることができるのに対し、BIAS FX2のGuitar Matchはエリートグレードを手に入れてやっとエレキギター18種が手に入る(アコギはなさそう)。
もちろん、BIAS FX2はそもそもアンプシミュレータ、エフェクター各種も合わせての総合的なエレキギターサウンド生成プラグインなわけですから、単純な比較は難しいところ。
すでにアンプシミュレータは間に合っていて、手軽にサクッとエレキギターのキャラクターをチャチャッと買えたい!って方にはBlue Cat’s AudioのRe-Guitarが手っ取り早そう。
→ Blue Cat’s Audio Re-Guitar 〜 エレキギター用ピックアップエミュレーター|ゆめはてコム
逆に(逆か?)、アンプシミュレータやエフェクターも欲しい!って方にはBIAS FX2が多くのヴァーチャルデバイスを一度に手に入れることが出来るのでお買い得(選ぶグレードによりますがw)。
すでに先代のBIAS FXをお持ちの方であれば、PositiveGridのサイトへログインされると割引価格が表示されると思いますので、まずは値段を確認(時期によって変動する可能性あり)して、じっくり悩んでいただければ…と思います。
→ BIAS FX 2 – New Era Of Tone – Positive Grid
もしも、まだPositiveGrid製品をお持ちでなく、新たに購入予定の方は下記広告からお買い上げいただきますと、筆者は泣いて喜びます。なんならツイッター上で世間話などのエコヒイキ付き!(正味購入関係なく、声をかけられれば反応しますがw)
でわでわ