雑誌 ” Go ! Go ! GUITAR ” 休刊に思うこと

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Guitar
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ヤマハミュージックメディアより出されていた雑誌 ” Go ! Go ! GUITAR “が2018年末の発売を最後に休刊となっていた。
つい先月、LiSAちゃんの特集で喰い付いて、とっても気に入っていたのに残念。

ギター初心者にターゲットを絞っていた雑誌の休刊に思うことをつらつらと。
“Go! Go! GUITAR” Things to think about on Suspended publication

これまでちっとも見向きもしてこなかったくせに、いざこんなタイミング(ついに手にとって気に入った)で休刊となってしまった雑誌 ” Go ! Go ! GUITAR “。
内容としては、ギターに興味があるけどどうしたらいいか判らない…といった方から、ギターを始めたばかり…といった初心者の方を対象に内容が組まれていた印象。

もちろん、特集されているギタリストを好きな人ならば初心者でなくとも手にしていたことでしょう。

あ、逆にあれか…ある程度弾けるようになっているつもり位の人は、露骨に初心者向けを謳っている表紙から手に取りにくかったりもしたのだろうか?いやいや、本屋さんで手にしにくかったとしても通販があるじゃないか。だとしたら、やはり需要が寂しくなってきているのか?

ギター初心者が手にする雑誌がひとつなくなってしまう…コレは困った。

なぜなら、独りでギターをこっそり勉強する手段がひとつ減ってしまうから。

楽器を始める切っ掛けの多くは身の回りにある交友関係から刺激されることが多いのだろう。しかし、憧れのギタリストがいて、でも周りに解ってくれる友達もいなくてこっそり音源を楽しんだり動画サイトで眺めていたり…といった環境に恵まれない人も少なくないはず。

そんな人が、雑誌社の方々による多くのプロの目が精査した毎月の最新情報は、きっといい情報源だったはず。インターネットは大変便利なツールではあるが、その第一歩は自分から検索するなりクリックするなりしなければならない。検索するには自分の知りたい情報のキーワードを的確に入力する必要がある。だけど、ギターに興味があって何かを知りたいけど、その知りたいことが何なのか判らない…って人には、ページをパラパラめくって気になる見出しで手を止める…という情報のカタログとなっている雑誌はとっても貴重な情報源だったろうに。

最近のギター初心者さんが、もうおっさんが心配するような検索下手なんていなくなっていて、ドンドン自分で検索して必要な情報をホイホイ集められて、どんどん練習して巧くなっていってくれているのならいい。それなら大きな世話…ってなもんだ。

確かに最近じゃキチンと使用料を払ってコード譜や歌詞を公開されているサイトもいくつかある。こんなサイトさんが登場してからは歌本なんて相当需要が減ったことでしょう。

そして、最近では各楽器メーカーや機材メーカーが各々にサイトを持っているので、新製品の情報は各サイトから登録できるメールマガジンなどに登録しておくことで直接情報を手に入れることができる。これぞ一番早い最新情報でしょう。

SNSにアカウントを取って、ちょっと根気強く探していけば、憧れのアーティストや商業音源のお仕事をされている裏方の人の言葉が直接拝めたりするのもスゴイ。
そんな人達の言葉の中から機材の情報を収集すれば、どんどん憧れの音に近づける…ってもんだ。なんならもうちょっと運が良ければ直接質問できたりするケースもあるんだし。

そりゃ雑誌は勝てないか…

ホントにそうか?

雑誌を作っておられる方達の組織の力を侮ってはいないか?

雑誌を作っておられる方達は、その雑誌にまつわる深い知識や経験を元に、内容を決定している。つまり初心者にとっては名も知らぬ姿の見えない人だけど、その雑誌にまつわる情報で導いてくれているはずなのだ。

自分では気付いていない情報や考え方を、紙面を通して伝えてくれている。ネットと同様に普通に暮らしていては絶対に知り合えないような方達が、対象読者に向けた情報を示してくれているのだ。これやっといた方がいいよ!知っといた方がいいよ!って。

ギタリストに対するインタビューなんて、直接逢えて羨ましい!なんて思うかもしれないけれど、対ギタリストとしての対談なんてシロウトには出来ませんよw
粗相のないよう、キチンと下調べをして、スムーズに会話が運ぶように話題を精査して、そして得られた言葉を紙面に載せるべく清書する。こんなこと、なかなかシロウトには出来ませんって。最悪、相手の気分を壊してしまってインタビュー中止…今後連絡お断り…なんてことにもなりえるんだからw

インターネットはインターネットで便利なツール。

雑誌は雑誌で貴重な情報源。

それぞれに存在理由があって、それぞれの役割を享受していくのがいいと思う。

だけど、休刊になってしまったんじゃ、もうどうしようもない。

なので、せめてバックナンバーを眺めて、気になった号があれば、後からでも手に入れて欲しい。

雑誌のいいところは、手元においておけば何年後であっても、その内容は変わらずそこにある…ということ。

ネットの情報だと、ブックマークに保存していてもそのページそのものがなくなったりすることがある。そうなると、あとはちょっとマニアックな操作をして探し出さなければならない。それで見つかる情報ばかりならいいけれど、時には全く辿り着けない事もある。

だけど、雑誌は捨てなければいつでも読み返せる。

これ、やっぱりスゴイことだと今、改めて思います。

そして、売り切れにさえなっていなければ、いつでもサクサクっと探し出せてポチポチっと購入できてしまうネット通販の便利なこと。

この組み合わせを大事にしたいものです。

ネットにはネットの便利さがあり、雑誌には個人では提供の難しい情報が詰め込まれている。どっちも大事にしたいものです。

これから先、ギターを始めたい!って思う人が減ってしまわないことを切に願っております。
そのためにも、アーティスト、出版社(本のみならず)、楽器メーカー、楽器屋さん、音源制作にまつわる多くの人達、その他、ギターの音色を世に広めるべく携わっておられるすべての人達が、巧く連携できていつまでもステキなギターの音が途絶えないようにしていただきたいものです。

最近のギター音源の音色は、確かに素晴らしいと思います。アンプシミュレータなんて、レコーディングの手間をも省いてくれる最高のツールとなりました。しかし、やっぱり最高のギタリストが奏でるフレーズは、シミュレーターではなく現物のギターとアンプから生み出して欲しいと、これも切に願っております。

とはいえ、もはやギターに使うエフェクターもデジタルモノで埋め尽くされて、線引きが難しくなってしまっていますねw
ついにはマイクのシミュレータまでが現場で使えそうなレベルに達したみたいですしw

本当のギターの音色が聴こえる音源がなくなってしまいませんように…

でわでわ

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