Rupert Neve Designs社と steinberg (YAMAHA)がコラボしたオーディオインターフェース「UR-RT 2」買っちまった。
オーディオインターフェイスを手に入れた後って、何かとやることがありましたので忘れる前に覚書。
レビューなどはまた次の機会に回します。今回は開梱から接続までのご案内。
UR-RT とは
ルパートニーブさんといえば、アウトボードエフェクターからミキシングコンソールまで数々の銘機を生み出してこられたエンジニアさん。そんなニーブさんが、steinbergの人気モデルURシリーズに搭載されているマイクプリアンプ「D-PRE」にマッチングさせたトランスフォーマーを開発、搭載されたのが「UR-RT」というオーディオインターフェイス。
「UR-RT 2」と「UR-RT 4」の2つのモデルがある。
その他詳しい情報はsteinbergのサイトでご確認下さい。
UR-RT シリーズ|steinberg.net
UR-RT 2 同梱物と外観
今回は最寄りの楽器屋さんにて自分の足でお買い物に行ってまいりました。なにせ、急に思い立って、今すぐ触ってみたい!という衝動に駆られたもので(笑)
で、自宅に持ち帰ったUR-RT 2がこちら
フロントパネルがこんな感じ
リアパネルはこうなっています
リアパネルの右端にラインインが2ch分ありますのでインプットは4chということになります。
天板には通気穴があり…
その隙間から覗き込みますと…
ルパートニーブさんのサインと思しき印刷の施されたトランスフォーマーが鎮座しております。真空管のように光ったりはしないので地味っちゃ地味(笑)
同梱物は電源ケーブルとUSBケーブル、そして取説類。
取説類の中で一枚だけ袋に入っていない「はじめにお読み下さい」って紙があるのですが、この中に『【製品を開封する前に】お使いのパソコンは「64ビット環境ですか?』ってあるのですが、これは開封前じゃなくて、購入前に確認せえよwって思いましたが、どうやらバンドルされているCubase AIが32ビット環境では動きませんよ!ってお話の様子。いやはやw
UR-RT 2セットアップ!
同梱物の中にある袋に入ったスタートアップガイドがなかなかのボリューム…と思っていたら、10カ国分の言語で書かれているので、日本語のページは20ページにも満たない程度(笑)ハラハラさせやがるぜw
で、ざっくり斜め読みで読み進めてみますと、どうやら「Tool for UR-RT」というソフトを入れなっければならない様子。CDが同梱されていましたので、そこから早速インストール。途中、案の定セキュリティーでつまづきましたので環境設定アプリを起動して許可。これでオッケー!と思っておりましたら、なにやらUSBのドングルのようなものを挿してね、って案内で止まっている…。
そんなのないよ…
ちょっとあれこれ検索してみましても、なかなか的を得たアドバイスは見つからず。
ならば…ってことで、挿さずに進めてみましたら、どうやらそれでよかったらしい(笑)
USBのライセンサーを持っている人はそちらにアクティベートしておけば便利ですよ。なければパソコンで登録しときますね…ってことだったらしい。この辺は明確にどこか判りやすいところに書いておいてほしかったw
で、なんとかインストールは終わり、今度はスタインバーグのサイトでアカウント作成。ハードウエアの登録とバンドルプラグイン等のアクティベーションを済ませる。
この辺はじっくり読みながら進めていけば悩むことなく済ませました。
で、今度はCubase AIのインストール。
まずはインストーラを入れて、そこから今度はお目当てのCubase AIをダウンロード…と、ここで衝撃の事実発覚!
なんと、Cubase AIのファイルサイズが6GB以上w手元のストレージにそんな余裕ないよw
ここでCubase AIのインストールは断念しました。
また、期間限定キャンペーンで付いてくるA.O.M.のプラグイン、これ、Cubaseでしか使えないらしい。ということで、これも放置確定。ちょっともったいない気もしますが、今回は無理w
そもそも、うちのパソコンは型落ち購入のMacbookPro。MacOSって、ドライバのインストールとは殆どいらない仕様のはず。ということは、もしかして、バンドルプラグインの使用を後回しにすれば、いきなり接続しても使えたんとちゃうん!って事に、あとから気づいてしまいました。
今となっては確認ができないのでハッキリしませんが、ループバック機能などを使わないのであれば、ひょっとするといきなり接続しても認識してくれたかもしれません。
まぁ、dspMixFx_UR-RT2アプリが使えたほうが便利は便利ですので、結局いつかは入れることになるわけですが(笑)
ともあれ、多少のつまずきはあったものの、なんとかAudio MIDI設定アプリの方でも認識してくれ、StudioOneの方でも認識してくれました。
ざっくりと信号の入出力は確認できましたので、壊れてるやん!ってことはないw
まとめ
というわけでして、まだまだ判らないことだらけとなっておりますので、レビューやらの詳細はまた後日…ということにさせていただきます。
これまで使ってきたFocusrite Scarlet Soloと比べてかなり大きく、トランス搭載の影響もあってか、かないずっしりとした重みを持つこのUR-RT 2。果たしてその実力はいかほどか!?楽しみですw
このUR-RTシリーズを購入検討されておられる方で、スタインバーグ社の製品に馴染みのある方は問題ないでしょうが、今回のわたくしのように初体験の方は、じっくりとガイドを読みながら進めてくださいね!