【UR−RT】購入前に対抗馬チェック!〜予算編〜

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RND製トランスフォーマー搭載が話題になっているUR−RTシリーズを購入しようと考えておられる方に向けて、同規模、同価格帯のライバル機器を今一度チェックしてみよう!というお話です。

購入をご検討のあなた!後悔しないためにも一応チェックしておいて下さいね。


<<お断り>>
このページにございます画像やリンクは、Amazon・サウンドハウスへのAdリンクとなっております。あらかじめご了承下さい。

UR−RTライバルチェック

UR−RT2,UR−RT4のライバル機器を考えてみます。

インプット/アウトプットの規模でいいますと…

UR−RT2 → 4インプット(D-PRE,RNDトランスそれぞれ2基) / 2アウトプット

UR−RT4 → 6インプット(D-PRE,RNDトランスそれぞれ4基) / 4アウトプット

入出力数やDSP搭載、ループバック機能などを踏まえますと、同じくsteinberg社の製品からは

STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR242

STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR44

が対抗馬として挙げられるでしょう。これら2機種は、それぞれ4in2out/6in4out とUR−RTと同じ数の入出力を備え、R印のトランスと堅牢なケースを覗けばスペック的には同じ規模の機種と言えます。ただ、開発チームのリーダーであるヤマハ音響事業本部の吉田さんがサイト「ICON」さんとこのインタビューで答えておられる通り、ケースを差し替え、トランスを取ってしまえばURシリーズになるのか?といえば、厳密にはそういかないようなので注意が必要。

DAコンバーターやヘッドフォン・アンプもブラッシュ・アップ
——— 入力段にRupert Neve Designs製のトランスフォーマーが搭載されている以外は、従来の「UR」シリーズと同等の機能/スペックと捉えていいのですか?

吉田 いいえ。『D-PRE』とADコンバーターに関しては、従来の「UR」シリーズと基本的には同じ回路構成になっていますが、トランスフォーマーの音色をより効果的に出力したかったので、DAコンバーターの回路構成は変更しました。また、ヘッドフォン・アンプも改良し、音質面をブラッシュ・アップしています。

製品開発ストーリー #39:Steinberg UR-RTシリーズ 〜 Rupert Neve Designs製カスタム・トランスを搭載、音質に徹底的にこだわった新型URがデビュー! – ICON

もうひとつ注意が…といいますとお値段の話。

UR−RTとURでは結構な価格差があります。
(このページ作成時点のサウンドハウスさんによる税込価格でUR−RT2がざっくり4万弱(←わしがお店で買った時より3k円程安いw)なのに対して、UR242がざっくり2万ちょい。UR−RT4がざっくり7万弱なのに対してUR44がざっくり3万弱)
単純に入出力数やプリアンプの数だけで比較するのも少々乱暴な気がしてきましたw

予算を軸にライバルチェック

予算というのはけっこう重要な条件のひとつでもありますので、ここでUR−RT2と同じ価格帯(35,000円〜45,000円)でソートを掛けて機種を絞ってみます。

40,000円プラス・マイナス5,000円の条件でサウンドハウスさんに表示されたオーディオインターフェイスはこちら!(表示順の条件不明)

Scarlett 18i20 G2

FOCUSRITE
Scarlett 18i20 G2

価格を基準にしますと、いきなり入出力などの規模が違ってきましたw
このデバイスは18イン/20アウトで、マイクプリも8基搭載。これはそれなりのレコーディング(ドラムの生録り等)にも使えそうな感じ。
Amazonで探す→Scarlett 18i20 G2 / FOCUSRITE
サウンドハウスで探す→Scarlett 18i20 G2 / FOCUSRITE

US-20×20

TASCAM
US-20×20

税込価格50,000円弱(ソートの金額は税抜き価格で処理される様子)で20in/20out規模のオーディオインターフェイスが手に入る。しかもマイクプリを8基も搭載。ギターなどを入力するHi-Zにも対応。ここまでくると、ドラム録音の常設に加え、ハードシンセの入力も確保できてしまう規模。
Amazonで探す→TASCAM オーディオMIDIインターフェース Ultra-HDDAマイクプリアンプ8基搭載 Celesonic US-20×20
サウンドハウスで探す→US-20×20 / TASCAM

Clarett 2Pre USB

FOCUSRITE
Clarett 2Pre USB

Scarlettシリーズとは別のワンランク上、上位シリーズと言ってもよさげなClarettシリーズ。
単純にin/outを見ると10in/4outだが、TSフォーンによるアナログ入力は2ch分で残り8chはデジタル入力なので注意が必要。外観上、Hi-Zへの切り替えスイッチが見当たらいませんが、Focusrite Control というソフトウエアで、設定が必要になりますのでご注意を。
アナログ入出力2in/4outで、ISAの音を再現可能なマイクプリ – 2つのAir対応マイクプリアンプは、オリジナルのISAマイクプリアンプの入力インピーダンス、明瞭度、および周波数応答曲線を再現(Clarett 2Pre USB | Focusriteより)を搭載している事を考えますと、UR−RT2の対抗馬としてはまずまずの存在かと。ただし、超レイテンシーを謳っておりますが、DSPが搭載されているとは明確に書かれていません(わたしが見つけられていないだけかもw)ので確認が必要。
Amazonで探す→Clarett 2Pre USB / FOCUSRITE
サウンドハウスで探す→FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / Clarett 2Pre USB

ID14

AUDIENT
ID14

アナログ入出力2in/2outに加え、デジタル入力:最大8(ADAT 44.1Hz使用時)/ 2(SPDIF使用時)が可能。アナログ入力には、Audient コンソールと同じClass-Aマイク・プリアンプ 2 機搭載。ソフトウエアミキサー用のDSPを搭載しているので、この操作に係るレイテンシーは軽減されている様子。
AD/DA コンバーターには、2in 4out 高性能 Burr BrownAD/DA コンバーターが採用されているらしいが、レートは24-bit / 96kHz止まりなので、注意。
ファンタム電源不使用時ならバスパワー駆動可。

Amazonで探す→ID14 / AUDIENT
サウンドハウスで探す→

Spire Studio

iZotope
Spire Studio

2018/07/31 発売予定のiOS用のマイク内蔵レコーディングシステム。iOS機器をコントローラとして使用する。
この本体で録音データを保存するので、オーディオインターフェイスというよりはMTR。
+48 V ファンタム電源対応のXLR/TSコンボジャックが2ch分あり、マイクプリも2基搭載。
サンプリング周波数のレートは24-bit/48 kHz(エクスポートデータは24bit/44.1kHzにコンバート)なので、これも注意が必要。ただし、iOS機器用デバイスということを考えると、このくらいに押さえておいたほうがトラブルは少ないのかも。
Amazonで探す→Spire Studio / iZotope
サウンドハウスで探す→iZotope ( アイゾトープ ) / Spire Studio

NT1 + Ai-1 Interface Bundle

RODE
NT1 + Ai-1 Interface Bundle
NT1 + Ai-1 Interface Bundle

ひとつ前の「Spire Studio / iZotope」から趣旨がズレ始めているような気がしないでもない(笑)
とはいえ、コンデンサーマイクをまだお持ちでない方にとっては手っ取り早く揃えられるのは魅力的。
ただ、同梱されるオーディオインターフェイスをどこまでアテにしていいものか?は謎w
とはいえ、かのNODE社が取り扱っている物であることから、まぁそこまでヒドイものではないと思われる。オーディオインターフェイスは買い替え前提でこちらを検討されるのもアリかと思います。
「Focusrite/ScarlettSolo or 2i2」のマイク・ヘッドフォンセットが2万円ちょいなのに対して、こちらは4万円ちょいであることもご参考まで。
Amazonで探す→NT1 + Ai-1 Interface Bundle / RODE
サウンドハウスで探す→NT1 + Ai-1 Interface Bundle

iRig Pro Duo Studio Suite Deluxe

IK MULTIMEDIA
iRig Pro Duo Studio Suite Deluxe

サウンドハウスで4万ちょい、Amazonで5万ちょいという価格帯で、オーディオインターフェイスからマイク、MIDI鍵盤にヘッドフォンまで揃ってしまうパッケージ物。
オーディオインターフェイスにはコンパクトな「Rig Pro Duo」があてがわれており、これらすべてを持ち出して、外出先での創作も可能にしてくれる。
MIDI鍵盤が省かれて、もうひとつリーズナブルな価格バンドルも用意されている。
Amazonで探す→iRig Pro Duo Studio Suite Deluxe / IK MULTIMEDIA
サウンドハウスで探す→iRig Pro Duo Studio Suite Deluxe / IK MULTIMEDIA

まとめ

自分はさっさと購入してしまったUR−RT2ですが(笑)他の方が、購入を迷っているとしたら、どんな商品と迷うべきなのか?と妄想してみました。

わたくしが店舗で購入した際には4万円ちょいの価格でしたので、4万円前後5,000円の幅を持たせて機種をピックアップ。また、ただオーディオインターフェイスだけを比較するのではなく、今手元にある機材の状況も考慮できるように、マイクなどがセットになっているものも合わせて並べてみました。

ちなみに、Focusrite社はルパートニーブさんもその創立に携わっておられる(その後、離れておられますが…)ことから、今回のUR−RTシリーズ対抗馬をチェックする企画では無視できない存在ではないか?と思います。

1985年、 Rupert と Evelyn Neve は新会社 : Focusrite Ltd. を創業…Neve’s History | Hookup, Inc.

当然、ここに挙げきれなかったものもまだまだあると思います。このページをキッカケに、更にいいパートナーが見つけられる事を願っております。


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